スチームパンクファンタジー(仮)
□Memoirs 2
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私はあなたの話し相手。
あなたはお友達が居なかったし、パパとママは忙しかったから、私としか話せなかった。
あなたから聞くお話はどれも楽しい物だった。
綺麗なお花畑に住むお姫様の話なんか、特に好きだった。
御伽噺のお話を私に言い聞かせてくれるあなたはいつもキラキラした目をしていて、
「私、将来は絵本作家になるの!」とよく笑っていた。
私は、いつか、彼女が絵本作家になるのを心から楽しみにしていた。
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