歌物語

□まいらすドッキリ大作戦!!
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case3
仕掛け人 那月 翔 藍

「それどういうやつだよ!?」
「確か、たくさんの人が一斉に走ってくるんです。こーんな感じで…」
「やめろー!!」
と翔を追いかけ回す。
「それって100人のだね。やるなら別にいいけど、どうやってそのための人員を確保するの?」
「何でやる流れになっているんだよ…エキストラ募集するのは面倒だし…」

「まさかレンが協力してくれるとはね。」
「そりゃアイツなら出来るな。」
今自分達の前にいるのは100人のいわゆるガードマン達だった。どうやらレンの家が経営している企業の人らしい。
「じゃあ説明した通りの段取りでお願いします。」


嶺二はいつもなら車で移動するがその日は現場が近くだったので徒歩で移動していた。 そして、角を曲がった時…

「何!?って、うわあああ!」
100人が一斉にこっちに向かってきたのだ。嶺二は全速力で逃げるが向こうの足の速さにはかなわなかった。
「待って!僕何も悪いことしてないよ!」
「嶺ちゃん先輩、ドッキリです!」
「なっつん、翔たん、アイアイまで…
もう!びっくりさせないでよ!」
「運動不足解消にちょうどいいんじゃない。」
「アイアイ、ドイヒー!」

(てか、何で藍はここ通るのをわかっているんだよ…)
(3人のスケジュールぐらい把握しているよ。)
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