Candy
□Candy6
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ん…ここは…どこ?
『ここは夢の中よ…』
誰…?
『ひどいわね、あなたの大好きな魔女よ』
まじょ…魔女!?
ナヨン『そんなに驚かないでよ…うっかり目覚めちゃうでしょ』
どういうことよ…
ナヨン『あなたに私の話をしようと思ったのよ』
だからって夢に出てこないでよ
ナヨン『ふふ、あなたの部屋で話してもよかったんだけど…感謝しなさいよ?』
なんで…あ!
ナヨン『お?気付いた?』
あんた!私を魔法で眠らせたでしょ!変な約束もさせて!
ナヨン『あぁ…あれね、うんって言ったでしょ?だからちゃんと守らないとだめよ?』
なっ…!?
ナヨン『そんなことはどうでもいいの!』
どうでもよくなんか…!
ナヨン『いいから、聞きなさい』
う……なんなのよ…
ナヨン『で、どこまで話したっけ…?』
なんで夢の中にやって来たのかってとこ!
ナヨン『あぁ、ありがと♪』
で、なんでなの?
ナヨン『それはね、私の姿はジヒョちゃん…あなたにしか見えないの』
は…?
ナヨン『だからね、あのまま話してたらあなたはぶつぶつ独り言を言ってるヤバイ子になってたわけ』
えぇ…あんた…いったい何者なの?
ナヨン『魔女だけど?』
そうだった………はぁ…
ナヨン『で、こっからが本題よ!』
なんで私の体を乗っ取ってるのかって話?
ナヨン『そ、なんでジヒョちゃんの体を借りてるかって話ね!』
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