短編2

□混ざりに混ざって出来たモノ
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ダヒョン「オンニ、今日の約束覚えてますか?」





サナ「え、なんやった?」





もう、相変わらずだなぁオンニは





ダヒョン「一緒にいてくれるって約束ですよ?」ニコニコ





ほんとに愛しいオンニ…





サナ「あぁ…ごめん、今日はモモと映画見に行く約束してもて……ほんまにごめんな…」





仕方がないオンニ、ほんとは怒った方がいいんだけど…





ダヒョン「大丈夫です!帰ってきたら一緒にいてくださいね」ニコニコ





堪らなく愛しくて…





許せない…





どうして忘れてたの…私との約束は大事じゃないの?





でもいいんだ、オンニが愛してるのは私だけだもん





そしてオンニを一番愛してるのは私





だから怒らないの





愛しいオンニのためだもん





だから私は笑って送り出すんだ





ダヒョン「行ってらっしゃいオンニ」





サナ「うん、行ってきまーす!」





喜んでくれたかな





ダヒョン「っ…ふ…ぅ…くっ…」




ポタッ…ポタッ…





オンニ、オンニぃ…





ダヒョン「うぇぇん」





バカ…バカ…バカぁ…





悲しい、辛い、憎い…





サナオンニ……





ダヒョン「…………」





愛しい…





好き、大好き、愛してる





ぐるぐる混ざる…





ダヒョン「あはは」




いろんな感情が混ざっていく…





混ざりに混ざって出来上がるんだ





オンニへの愛が





ダヒョン「ふふ」





このままじゃどこまでもオンニが好きになっちゃうなぁ…















end


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