短編1

□じっと見つめて
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私には憧れの人がいる…



あの人はいつも輝いている…



サナ「やー!この振り付け難しいって!」



私の憧れの人サナ先輩



ダンス部の主要メンバーで学校ではとても有名人



サナ「絶対モモが考えたやろ!」



モモ「みーたんがええやんって言ってくれたからいけると思ってんけど…」



ミナ「やっぱり難しいかな?」



いつもあの三人で行動している…



私とはすむ世界が違う人たち…



ダヒョン「はぁ……」



チェヨン「最近ため息多いねー」



ダヒョン「あぁ…チェヨン…どしたの?」



チェヨン「ちょっと頼みがあるんだけど…」



ダヒョン「なに?」



チェヨン「これ、職員室に持っていってくれない?用事ができてすぐ帰んなきゃいけなくて…」



えぇ…もうちょっとサナ先輩をみてたかったけど…



ダヒョン「まぁ……いいよ」



チェヨン「ありがと!今度ジュースおごるね!」



さくっと持っていって今日は帰ろう…














ダヒョン「失礼しました…」



ふぅ…帰ろっと



サナ「あれー?どこ落としたんやろ?」



あ、サナ先輩だ…



サナ「あ!ちょっとそこの一年生ちゃん!」



え!?わたし!?



サナ「君や君!肌の白い君!」



や、やっぱり私だ…ど、どうしよ…緊張しちゃうよ…



サナ「なぁ、こーんな感じの手帳見いひんかった?」



ダヒョン「え、いや……見てない…です!」


ビシッ



サナ「え!?なんで敬礼!?」



あ………やっちゃった……



ダヒョン「あぅ……」



恥ずかしい…変な奴って思われた…



サナ「君おもろいなぁ……名前何て言うん?」



え?今名前聞かれてる!?



ダヒョン「だ、ダヒョンです!キム・ダヒョンです!」



サナ「ダヒョンちゃんな!サナはサナやでー!」



ダヒョン「はい!知ってます!」



サナ「そうなん?まぁよろしくー……てか手帳探さな!ほなねー!」



タッタッタッタッ



あ、行っちゃった…



でも…会話して自己紹介までしちゃった…



チェヨンに感謝しなきゃ…



タッタッタッタッ



サナ「ごめん!連絡先教えて!」



え……



ダヒョン「えぇぇ!?」



サナ「あかんかった?」



ダヒョン「え!?いや!ぜんぜん大丈夫です!」



サナ「よかったぁ!んじゃ交換しよ!」



ダヒョン「はい!」



うそ…夢かな…サナ先輩の連絡先ゲットできるなんて…



サナ「今度こそバイバーイ!」



タッタッタッタッ



ダヒョン「あぅ…夢みたい…」



ありがと!チェヨン!!!











end


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