短編1

□霧のように
1ページ/2ページ




あれ……ここは…?



サナ「ダヒョンちゃんおきた?」



サナオンニ…?



サナ「どうしたん?寝ぼけてるやん、しゃきっとしいや!」



ごめんなさい…



サナ「ほら、はよ準備して行くで!」



どこに?



サナ「まだ寝ぼけとん?デートやんデート!」



デート!?なんで!?



だってサナオンニは…



サナ「彼女とデートいくんがそんなおかしいん?」



そうだ…私はサナオンニと…











サナ「楽しかったなぁ!」




はい!……夜ご飯はどうするんですか?



サナ「エエとこ予約してんねん!行こ!」









サナ「じゃーん!」



ここは…



あぁ…やめて



サナ「ダヒョンちゃん…」



霧のようにオンニの姿が霞んでいき、あの日の光景が広がっていく



サナ『え?』



ダヒョン『突然こんなこと言ってすみません…でも本気なんです!』



いや…



ダヒョン『本気でオンニが好きなんです!』



サナ『……ダヒョナ………ごめん』



っ!……



サナ『ダヒョナのことそんな風に見たことないから…やからごめん…』



辛そうで…それでも傷つけまいと優しく話すオンニの声が離れない…














.
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ