短編1

□不審者
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ある日の朝






ダヒョンは着替えを用意していた



ダヒョン「まただ…」



チェヨン「今日も例の違和感?」



ダヒョン「うん…昨日と微妙に配置が違う気がするんだよね」



チェヨンが言う違和感とはダヒョンのしまっている下着の配置が毎日微妙に変化していることであった



ツウィ「寝ぼけながらいじったんじゃ…」



ダヒョン「その可能性もあるんだよね〜」



うーんと唸るダヒョンの横でチェヨンが立ちあがった



チェヨン「じゃあさ!今晩監視カメラみたいにスマホで録画しとこうよ!」



ダヒョン「それいいね!やってみよう!」





その日の夜



ダヒョン「セット完了!」



チェヨン「三人分のカメラでばっちり録画できるね!」



するとツウィがあることに気付く



ツウィ「なんでチェヨンはカメラを隠してるの?」



ツウィの言う通りチェヨンはカメラを分かりにくい所にセットしていた



チェヨン「なんかスパイっぽくない?」



ドヤ顔のチェヨンにダヒョンは呆れながら



ダヒョン「なんでもいいよ、早く寝よ!」



そして三人は部屋の電気を消してベッドに入った





深夜3時





?「おじゃましま〜す」



そう囁きながら何者かが三人の部屋に入ってきた



?「もしもーし」



三人が寝ているのを確認した人物は、ダヒョンのベッドに起こしてしまわないようにそーっと侵入した



?「スーハースーハー……エエにおいやなぁ〜」



匂いを嗅いだら満足したのかついにダヒョンの下着を漁りだした



?「ダヒョナもこんな下着つけるんか〜」



うんうんと頷きながら謎の人物はひたすら物色する





30分後



?「ふぅ…ごちそうさま…よし!…戻ろ!」



証拠隠滅を終えた不審者は満足気に部屋を去っていった



セットされたカメラに気付かずに





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