リクエスト1
□summernight
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夜 砂浜
サナ「うわぁ、めっちゃ綺麗な星空…」
ロケで訪れたホテルのビーチで夜空を眺めているサナ
サナ「ダヒョンちゃんまだかなぁ?」
サナはダヒョンに呼び出され、一人ホテルのビーチで待っていた
サナ「あぁ…撮影の水着姿可愛かったなぁ…でも露出しすぎやし!(なんて…サナのダヒョンって訳やないのにな)」
はは…と乾いた笑いが誰もいないビーチの波の音に紛れて消えていく
サナ「はぁ…用事って告白やったらええなぁ」
ダヒョン「オンニ!ごめんなさい!待たせちゃいました?」
サナ「あ、ダヒョナ!ううん、今来たとこやで!(これ一回言ってみたかってん!)」
ダヒョン「よかったです…」
サナ「で、用事ってなんなん?」
ダヒョン「あ、はい!…え、えと…ボート!…借りてるので乗りましょう!」
サナ「ぼ、ボート?」
いきましょう!と意気込むダヒョンに連れられボート乗り場に向かうサナ
サナ(ど、どういうこと?一緒に遊びたいってこと?)
ダヒョン「どうぞ!乗ってくださいオンニ!」
サナ「う、うん…」
普段よりも押し気味なダヒョンに戸惑うサナ
慣れない手つきでボートを漕ぐダヒョン
ダヒョン「わー、星空綺麗ですね!」
サナ「せやなぁ…(なんかデートみたいやなぁ…なんて)///」
サナはダヒョンと海の上のボートで二人きりという状況に星空どころではない様子
ダヒョン「ふぅ…よし!」
そんなサナをよそに緊張した面持ちのダヒョン
ダヒョン「あ、あの!……私…実は、オンニのことが…す!」
ドーーーーン
サナ「うわぁ!花火や!めっちゃ綺麗!」
ダヒョン「あ、あぅ」
ダヒョンが何か言おうとしていたが花火に遮られてしまい、サナは気がつかない
サナ「これが見せたかったん?ダヒョナ!ありがとう!(好きな人と海の上でこんな綺麗な花火見れるとか最高やん!)」
ダヒョン「あ、あの!違うんです!いや、花火も見せたかったんですけど違うんです!」
必死そうなダヒョンの言葉にサナは少しの期待を抱いた
サナ「ダヒョナ…ほんまの用事って……なに?(ま、まさか…)」
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