短編1

□パパラッチ
2ページ/3ページ






ジヒョ「で?いつから付き合ってるの?」



モモ「シンガポール行ったとき…から」



ジヒョの質問に素直に答えるモモ、その横には暗い表情で俯くダヒョンがいた



ダヒョン「………」



ジヒョ「どうして言ってくれなかったの?そんなに私達が信用できない?」



ダヒョン「違います!!!」



ジヒョの言葉に思わず大声出してしまったダヒョンは、ポツポツと隠していた理由を話はじめた



ダヒョン「め、メンバーに言うのが恥ずかしくて、それに忙しい時期だったし、モモオンニも秘密にするのには賛成してくれたので、言わなきゃと思いつつもズルズルと今日まできてしまったんです」



モモ「ダヒョンは悪ないねん、私が秘密にしよって言ってもたから…」



ジヒョ「二人の気持ちはわかった、で、も!これからはちゃんとメンバーに言うこと!じゃないと今回みたいなことがおきたらフォローできないでしょ?」



そう言ってジヒョは優しく微笑んだ



モモ「ジヒョ〜涙」



ダヒョン「オンニ〜涙」



ジヒョ「もう、二人とも泣かないでよー」



バーン!!



三人の話が落ち着くと、タイミングを見計らったかのようにナヨンとサナがリビングに飛び込んできた



ナヨン「二人とも安心して!マネージャーに聞いたら事務所の誰も怒ってないって!」



サナ「インターネットとか見てもそう言う風に見えるだけって意見が多かったで!」



慌ただしい二人に続いて他のメンバーもリビングにやってきた



ジョンヨン「撮られちゃったもんは仕方ないよねー」



ミナ「そうそう、でも微妙な角度やったから良かったやん」



チェヨン「でもホントは綺麗に撮れてなくて悲しいんじゃない?」



ツウィ「レストラン帰りって書いてるけど、どんなもの食べたの?」



各々意見を言っているが今回のことを怒っているメンバーは一人もいないようだ



モモ「みんなありがとう!」



ダヒョン「みんな大好き!」



メンバーのあたたかさを感じた二人は自然と笑顔がこぼれていた



ジヒョ「まぁ、みんな気にしてないみたいだし、これからは気をつけてね」



モモ「うん!」



ダヒョン「約束します!」





end



.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ