リクエスト小説
□西野七瀬✕高山一実
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高山side
今日は久しぶりの1日オフ日。
でもオフ日だからやりたい事とかは特にないから、やることもないし、なぁちゃん家にいきなり遊びに行って驚かせよう。
と思い家を出てなぁちゃんの家まで歩く。
ピンポーン
家についてインターフォンを鳴らしたけど、全く出てくる気配がない。
「あれ?いないのかな」
独り言を呟いて何気なくドアノブを引くと、あっけなくドアは開いた。
「なぁちゃん?いる?」
開けっ放しだなんて珍しいと思いながらそのままドアを開けて家の中を除くと、玄関のところに倒れているなぁちゃんがいた。
「ちょっ!なあちゃん!大丈夫!?」
慌てて抱き起こして問い掛けるけど、なぁちゃんは苦しそうに息をしながら眉間にしわを寄せてぎゅって目を瞑ってる。
よく見たら昨日来ていた服のままだし
額を触ったら暑かったからとりあえずなぁちゃんを抱えてベットまで連れて行った。
「‧‧‧かずみん?」
ベットに寝かせて冷えぴたを貼ってしばらく待ってると目を覚したらしいなぁちゃんが声をかけてきた。
「あ、なぁちゃん、大丈夫?」
そう問いかけてみてもまだボーっとしたままこちらを見上げてくる。
「‧‧‧夢かなぁ。夢にまでかずみんでてくるなんて、なな、重症やなぁ。」
なんかよく分からない事を呟きながらゆっくりと起き上がって抱きついてくるなぁちゃん。
「‧‧‧かずみん、大好きやで。」
‧‧‧ん?まって。どういうこと。
そういう意味で捉えてもいいのかなこれは。
私がしばらく抱き付かれたまま固まっていると、だんだん意識がはっきりしてきたらしく、なぁちゃんの顔がどんどん赤くなっていった。
「‧‧‧今、なな変なこと言った?」
すごい上目使いで聞いてくる。
かわいいなぁ。
「‧‧‧言ってないよ。」
「そっか。それなら良いんやけど。」
少しホッとしたように言うなぁちゃん
「じゃあ、いま夢でかずみんに言ってたこと言うな?」
「かずみん、大好きです。
付き合ってください!」
やっぱり熱がまだあるのか、いつもなら絶対言ってくれない言葉を言ってくれた。
それに対する答えはもう決まってる。
「もちろん!私も大好き!よろしくねなあちゃん。」
て言って抱きついて二人でわちゃわちゃして次の日に私まで風邪を引いて仲良く寝てました。