リクエスト小説

□衛藤美彩✕守屋茜@
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守屋side


私は今、すごく緊張している。

なぜなら、乃木坂46さんの衛藤さんの家にいるからだ。

どうしてこうなったんだろう‧‧‧

私は今日一人でオフを満喫しようと買い物していたはず

そうしたら、たまたま入ったお店に衛藤さんがいた。

私はもちろん尊敬している先輩だし、知っていたけど、向こうからしたら私はきっと、最近できた妹グループの一メンバー。

認識されているかすら分からない。

どうしようって思っていたら、私のことを認識していてくれたらしく、守屋茜ちゃんだよね?って声をかけてくださった。

‧‧‧ここまでは別に良かったのだ。

その後何故か、衛藤さんの家に行く流れになり、その流れのまま半強制的に連れて来られてしまった。


衛:茜ちゃん、はい、お茶。

台所から紅茶を持ってきた衛藤さんは、私の隣に座ってきた。

‧‧‧近い

いや、別に嫌じゃないけど、衛藤さんなんか色気すごいし、緊張が半端ない


衛:一回茜ちゃんとは話してみたかった
 のよねぇ。
 茜ちゃん、釣り師なんでしょ?
 色気、すごいもんねぇ。

守:いや、衛藤さんの方がすごいですよ


そう言うといきなり衛藤さんは黙り込んでしまった。

どうしたんだろうって思って衛藤さんの方を向くと、衛藤さんもこっちも見ていて、何故か怒った顔をしていた。


守:え?どうされたんですか?


慌ててそう聞くと近かった顔をさらにグッと近づけてきて


衛: ‧‧‧美彩。

守: ‧‧‧

衛:だから、美彩って呼んで?


いやいやいや、無理でしょ

私が困惑して黙っていると、衛藤さんはムスっとした顔で私から少し離れた

その状態でしばらく無言で見つめ合う


守: ‧‧‧みさ‧‧‧さん。 

私はとうとう根負けして尻すぼみになりながらもそう呼んでみた。

すると、衛藤さんは満足そうな笑顔で頷きながらもう一度接近してきた。

衛:ありがと!じゃあ今日うちにお泊り
 ね?


‧‧‧なんか、当たり前のようにすごいことを言われた。


衛:今日なんか用事ある?

呆然としながら私は素直に首を横にふってしまった。


じゃあ決まり、と言って衛藤さんはご飯を作りに台所に行ってしまった。


ご飯を食べてゆっくりしてたら、衛藤さんにお風呂はいろっかと言われた。

守:あ、じゃあ、えと‧‧‧美彩さんの後
 にお借りします。

流石にこちらが客人といえ、先輩より先に入るのは駄目だろうと思ってそう言うと、衛藤さんはゆっくりと私の目の前まで来て、しゃがみこんだ。

‧‧‧やっぱり近い

衛:ねえ、あれ言ってよ


守: ‧‧‧あれ?

衛:前に、keyabingoで言ってたやつ


すごく楽しそうな笑顔で私の首筋を撫でながら言われる


あれって、あれのことか?

何でこんなことになってるんだろうと、今日何回目かわからない自問をしながら逆らえるわけでもないので思い当たるものを言ってみる。

守:お風呂はいろ?

すると衛藤さんは満足そうに頷きながら、でもやっぱりお風呂は恥ずかしいから別々ねって言って先に入りに行ってしまった。


私がお風呂から出ると、衛藤さんはTシャツを用意してくれていた。

‧‧‧ズボンがない

守:あの、下どうしたらいいですか‧‧‧?

衛:ごめんねぇ、私、基本的に履かない
 から、ないのよ。
 布団暖かいから、寒くはないと思う
 から我慢してね?


‧‧‧恥ずかしいけどないのなら仕方ない。

守:あ、あの、布団ってどこにあります
 か?
 自分で用意はします。

下がないのならずっと見られるのも恥ずかしいし、早く寝てしまおうと思いそう聞いた。

衛:用意する必要はないわよ?

守:え?

衛藤さんはそう言うと、自分のベットに座り、自分の隣をパフパフとたたいた。


‧‧‧一緒に寝るってこと?


もういいやって思いながら、お邪魔しますっていいながら衛藤さんの隣に入る。

できるだけ端の方で寝ようとしたら、後ろからぎゅっと抱きつかれた。


衛:おやすみ。

耳元でそう囁かれ、思わず鳥肌が立つ

守:おやすみなさい。


きっと眠れないんだろうな、と内心思いながらそう返すと、満足そうに笑う気配がした。
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