リクエスト小説
□渡辺梨加✕守屋茜
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守屋side
今日は欅って、かけない?の収録日。
澤:おいー、べりか、お前ピンマイクつ
いてから、全く喋らなくなったな。
MCの澤部さんに言われても口をモゴモゴさせるだけで話さないのは、私の彼女であるべりかこと渡辺梨加。
以前放送されたけやかけでは、ぺーちゃんはなーこと両思いで、私は愛佳から一方的に思われてるってなっていたけど、あれから時間が経ち、それぞれ違う人と付き合っている人も多い。
今日は、ゆっかーとスタッフさんと打ち合わせがあったため、他のメンバーよりも楽屋を出るのが遅くなってしまった。
守:ただいまー!
私は玄関からそう叫ぶ。
‧‧‧勘違いしないでくださいね?
別に誰もいない空間に叫んだりしている訳じゃないんですよ。
梨:おかえりー。遅かったねぇ。
そう、私はぺーちゃんと同棲しています!
ぺーちゃんはご飯を作っていたらしく、エプロン姿で出てきた。
梨:ご飯もう少しでできるから、先にお
風呂はいっててね。
そういうと私をぎゅって抱きしめてから、軽くキスしてくれた。
もう、そんなことされたら、もっと甘えたくなっちゃう。
早く入って出てこよう!
守:出たよー!
お風呂から出るとご飯はもうできていて、美味しそうに並べられていた。
守:やった!食べよ!
梨:だめだよー。風邪引いちゃうから、
先に髪の毛乾かさないとね
ちょっとまっててって言いながら、ぺーちゃんは洗面所に行ってドライヤーを持ってきた。
ほら、こっち
とでも言うように、ソファーに座り自分の膝をぽんぽんしたので、私は素直にぺーちゃんの足元に行き、座って髪の毛を乾かしてもらう。
梨:できたよ
頭をポンポン撫でられてそう言われたから、私は立ち上がって、ぺーちゃんに向き合い、膝の上に乗って首元に顔を埋めた。
梨:んふふ、茜ちゃん、かわいいねぇ。
でも、冷めちゃうから先にご飯食べ
よっか
そう言って私を抱き上げてテーブルまで連れていき、椅子に座らせてくれる。
梨:いただきます。
守:いただきます!
彼女は、収録中は全く喋らない頼りない愛されキャラの最年長だけど、家ではお姉さんらしく、すごく甘やかさてくれる。
私はそんな彼女がだいすきです。