アホみたいに雑な変態小説集
□飲み会でのお酒は程々に、、、
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部長「ほら、白石くん!飲んで飲んで!最近の若い子達は飲まないって聞いてたから、安心したよ〜」
モブ1「いやぁー白石がいるだけで盛り上がりますね!」
モブ2「うんうん、白石ちゃん!いつも飲み会断ってるのに、部長がいる今日は来てくれるなんて!部長がいるからじゃないですか!?流石ですね!」
部長「いやぁ〜困ったなぁ、そうなのかね?白石くん」
白石「あはは、そう、、、かも知れませんね、、、」
部長「あはは!そうかそうか!おーい!そこの君!もっと酒を持ってきなさい!つまみもだ!」
店員「は、はい!」
ここはキャバクラか!?このクソジジイども、、、
飲み会に七瀬も行くって言うから心配で来たのに、七瀬は近くにいないし、上司の機嫌を伺いつつ、酒をドバドバと入れて、入れられの繰返し。しかもさっきからボディタッチが多すぎるぞ、このクソジジイ
急所に蹴りでも入れたい気分だ。
まったく美彩はちゃんと七瀬を守ってるんでしょうね!
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美彩said
「な、七瀬ちゃん?もう飲むのはやめた方がいいんじゃ、、、」
「衛藤しぇんぱい!」
「は、はい」
「なんでしゅか、あのクソジジイ達は!」
「ちょ、声大きいよ!」
「さっきトイレ行った時見たら、白石しぇんぱいにベタベタ、、、さわってました、許されるとおもってるんでしゅかね」
「あはは、、、」
やばい、非常にやばい。
ガンガン飲ませてやろうとは思っていたが、こんなにも弱いなんて!想定外よ!
あー白石のからかう話を、と思ったけどやり過ぎたか…
それにしても、七瀬ちゃん呂律も回ってないし、顔赤いし、目がとろーんってしてるし、めちゃくちゃ可愛い、、、
男に見られたら確実にお持ち帰りされるわね…
私ですらもってかえ、、、
うぉっほん!
白石が心配なのも分かるわぁ…
さて、どうしようかな、白石はオヤジ共に囲まれてるだろうし、、
ってあれ!?七瀬ちゃんがいない!?
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白石said
ジジイ共に囲まれ、酒を注いでいた時、障子がパンッ!!!!!とすごい勢いで開いた。そして、それを開けたのは、、、
白石「な、なんで」
部長「うわわ!な、なんだね君は!」
西野「ん?ななの事ですか?ななは西野七瀬って言います!あ、今度白石七瀬に変わる予定れす!」
可愛い笑顔で敬礼をしながら自己紹介(結構な爆弾発言)。流石私のかのじ…じゃないわ!
え!?なんで七瀬がここに!?ふぇ!?
目と口を全開にしたまま突っ立ってる私をよそに七瀬はこちらに近づいてくる。
部長「あ?あぁ、まぁ、まぁいい、西野ちゃんも可愛いね、我々と酒でも飲もう!ほ、ほら白石くんもここに座っ「麻衣に触んな、クソジジイ」」
部長「ふぇ…」
凄まじい殺気と、ドスの効いた低い声がその場を静かにさせ、上司は情けない声まで出している。
私はというと、上司に、握られた手はいつの間にか七瀬の手に変わり、抱きしめられていた。
部長「い、今なんて、、、」
西野「触んな、変態クソジジイって、言うたけど何か?」
部長「な、何か付け加えたれた気が、、、そ、そんな事はどうでもいい!じ、上司に向かってなんて口を聞くんだ!」
モブ1「そ、そうだ西野!今からでも謝罪しなさい」
西野「絶対イヤです」
白石「な、七瀬、、、」
西野「ななの大切な人、彼女がクソハゲ変態ジジイにベタベタ触られとったら助けるやろ?普通」
部長「か、彼女だと?」
西野「うん、そうや。あ、信じてないやろ!しゃーないな、証拠見せたるわ」
にやりと口角を上げて何故か近づいてくる七瀬。
白石「え、ちょ、なな、、、んっ、んんぁ、、、」
優しく、でもちょっと強引に押しつけられた唇からはすごくお酒の味がした
会社の人が見ているのにも関わらず、角度を何度も何度も変え、溢れ出るどちらかも分からない声とキスの音が室内に響き渡る。
白石「んぁっ、な、、なせ…んんぅ、、やめ」
「ちょぉっと待ったぁああ!!!!!」
ドタドタと部屋に入り込んできたのは
部長「え、衛藤くん!」
衛藤「あ、すいません部長、うちの西野がご迷惑をおかけしたようで…ほら!西野、目を覚ましなさい!」
部長「え、衛藤くん、これはどういう…」
衛藤「すいません部長、ただ、飲みすぎて酔っ払ってしまったみたいなんです」
部長「酔っ払って、、、?」
衛藤「はい、だから今はもう、ほら、寝てます」
いつの間にか唇に当たっていた七瀬の唇は私の肩に当たっていた。
はぁ、、、やっぱり飲みすぎたのか、、、
部長「そ、そうか、、、だが、だからといってさっきの行いを許す訳にはいかん」
衛藤「あー、それに関してなのですが、さっきのセクハラの証拠があるんです。ねぇ、白石?」
白石「あー、はい、一応なにかに使えるかなと、あぁ、バックアップはとってあるので良ければ差し上げますよ?」
部長「な、なんてことだ、、、」
衛藤「ということで、この件はチャラってことで」
白石「あ、部長、彼女の事は本当なので、西野に手だしたら…」
「ひぃっ!!!!!」
「では、失礼します」
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「ったく、この大バカップル!!!!!」
「ありがとう美彩ぁー!」
「ほんとよ!私が居なかったらどうなっていたことか…」
「めんぼくない…」
「もう!高級焼肉奢ってもらうからね!」
「はーい」
「ほら、タクシー来たわよ、その酔っぱらい乗せて早くかえりなさい」
「うん、ありがとう美彩、じゃあまた来年!」
「はぁーまったく世話がやけるんだから…さぁーて!飲み直すかぁ!ってあんなことやっちゃったら戻れないじゃん!!?」
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西野said
その頃白石家では…
「七瀬、七瀬起きて」
「ん、、、?白石先輩?」
目が覚めると、知ってる顔が目の前にあった。
「うん、ここ私の家」
「あぁ、そうなんですか、でもなんで?」
「昨日のこと覚えてる?」
「昨日、、、はっ!」
顔が焼けるように暑い、、、そうや昨日先輩に、、、
「うん、そう昨日。私さ、彼女からの初めてのキスが酔っ払ってとか、しかも大勢のオジサンの前でとか、舌入れたとか」
「うっ、、、」
「まっつたく!気にしないからさ、、、ちょっと指導させてね」
ベッドに入ってきた先輩を必死で止めようとするけど両手首を抑え込まれて抵抗出来ない
「き、気にしてない顔やないで、それ!ちょ、白石先…」
ななにまたがった白石先輩の人差し指が唇に当たる
「二人でいるときは、、、?」
「ま、、、い、、、」
「うん、正解、じゃあ、始めようか?七瀬が大好きな指導を、、、」
二人の夜はまだまだ続く…