台本小説

□エルさんが可愛い…?
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エル「イアン、今日はシルヴィオ達が出かけたし、イヴとアイもここら辺の案内で居ないんだけど?」
イアン「ん?したいなら言ったらどうだ」
エル「違うしー、今日は一緒に本読も?」
イアン「本か?俺は文字が…」
エル「んー、じゃあ刀の手入れしてていーよ、俺を抱っこしろーっ」抱きつき
イアン(?据え膳かな)
エル「?どした」首を傾げ
イアン「据え膳じゃん」
エル「は?いや何言って、いやおい!!」


イアン「なんかエルが本格的に受けになってきて可愛い通り過ぎてしんどい」
ミハイロ「まさかお前からそんなふうに言われるとは思ってなかったぜ」
イアン「俺も」
ゼン「なんでここに来た」
ミハイロ「いいじゃねーか、飯飯!」
イアン「大盛りじゃ足りないんでよろしく」
ゼン「定食屋じゃねぇぞここは…」
イアン「にしてもエル可愛い」
ミハイロ「いつもお前もう少し余裕あるよな」
イアン「……そんなのエルがいるからかっこよくしようとしてるだけだしな」
ミハイロ「そうなのか」
イアン「そーだよ」
ミハイロ「意外だなー、俺の知らないおまえだわ」
イアン「は、ミステリアス属性か?」
ミハイロ「……ないな」
イアン「だよな」
エル「お、ここにいた、イアンっ」
イアン「エル」
ミハイロ「よー!」
エル「よ、イアンここ来るなら俺も誘えよ」自然に隣に座る
ミハイロ「たしかにお前変わったなぁ」
エル「はぁ?俺よりイアンだろ」
ミハイロ「イアンは片鱗持ち合わせてたよ」
エル「俺そんなに変わった?」
ミハイロ「んー、可愛くなった」
エル「はぁー?ない!」
イアン「いやある」
エル「なんでそんな話になんだよー」
ミハイロ「イアンが惚気けてきたんだよ」
イアン「ついな」
エル「俺の話なんてしなくていいのに」
イアン「エルは俺の話するだろ」
エル「う、す、するけど……!」
ミハイロ「なぁんだこれ、マティちゃん呼ぼう」
エル「なんでだよっ」
ミハイロ「お前ら平然とイチャイチャするようになったなぁ」
エル「なってねぇよ!?」
エリック「あ、やっぱおっさんだー、どったの?」
エル「お、おぉ……よう」
イアン「エルが可愛いって話」
エリック「チトセ君が聞いたらなんか言ってきそうだね」
ミハイロ「はは、そうだなぁ」
ゼン「おい出来たぞ化け物共」
イアン「お前に言われたくないな」
ミハイロ「ほんとほんと」
ゼン「俺龍人、お前ら鬼、化け物はお前ら」
エル「まぁ確かにな」
エリック「でも龍人にしたって鬼にしたってイアンとかゼン以上に強い人いないでしょ」
ゼン「俺はいるぞ」
イアン「まじか、誰だ」
ゼン「師匠がな」
エリック「まだ生きてるのかなぁ」
ゼン「……戦死したろうよ」
イアン「それは…」
ゼン「…俺が殺す予定だったのにな」
エリック「そうだねぇ」
ミハイロ「一度戦ってみたかったなぁ」
イアン「エルは知ってるのか?」
エル「あ?知ってるもなにも、戦ったこともあるよ」
イアン「どうだった!」
エル「うぉ、どうって言われてもな…強かったよ、生物の限界ってのは無いなって思った」
ゼン「やっぱ今より強いのか」
エル「まぁなー」
イアン「ごっそーさん」
ミハイロ「くったー」
ゼン「いやはえぇよ」
エリック「いつ食べてたの…」
エル「よし、食ったならもういいよな?かえろーぜ」
イアン「デートしてかねぇの」
エル「どーせチトセんとこだろ」
イアン「デートって言わないよな、それは」
エル「えっ…」
エリック「……ウン」
ゼン「ウン」
ミハイロ「砂糖吐きそう」
エル「な、なんなんだよっ」



エル「よっ」
チトセ「おー」
ゼオ(あれ?普通の反応)
エル「頼まれてたもん持ってきたぞ」
チトセ「さんきゅ、菓子いる?」
エル「お前よく作ってるよな」
チトセ「近所の人にも渡してみたらさ、材料めっちゃもらうようになっちゃって」
ゼオ「そうなるからやめときなよって言ったんだけどね」
エル「まぁお前の菓子美味いもんな」
チトセ「とーぜん」
エル「おうおう」機嫌がいいのか撫でる
チトセ「!?!?」驚きのあまり固まる
エル「え、あ、わりぃ思わず」
チトセ「おもわず……?は……?」
ゼオ(なにこれ面白い)
エル「な、殴んなよっ」
チトセ「殴んねぇよ…なんだお前気持ち悪い」
エル「ぐっ」
チトセ「……」撫で
エル「はっ?」
チトセ「やり返してやっただけだ気持ち悪いの意味わかったろ死ねッ!」
ゼオ(照れ隠しだー)
エル「ぅ、お、おう……じゃあなっ!」恥ずかしいやら何やらで急いで帰る
チトセ「なんだったんだよあいつ……」
ゼオ「可愛いねぇ〜」



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