台本小説

□エリックの回診
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エリック「来たぞ馬鹿娘」
イリア「お前!なにしに来た!」
ゼン「…?(どっかで見たな…)」
エリック「回診、前来た時より小さくね?」
イリア「変わってないわよ!なんなの!?」
エリック「俺が成長したのか」
イリア「有り得ないでしょ!20過ぎてんだから!」
エリック「へー、俺のこと調べたんだ」
イリア「!?別に調べてないわよ!話に聞いただけ!」
エリック「まぁいいや、診させろ」
イリア「嫌よ変態!このクソ医者!」
エリック「…あんたから言ってやってくれないか」
ゼン「肌見せる面積より鱗の方が多いから大丈夫ですよ」
エリック(見たのかよ!?)
イリア「鱗もダメなの!!」
エリック「じゃああんたから診させてもらう」
ゼン「……あぁ、お前あの時のか」
エリック「今!?」

仲良くなります


エリック「来たぞー」
イリア「帰れ!」
エリック「怒んなって」
ゼン「暇そうだな」
エリック「俺はあんたが心配なんだよ」
ゼン「…?なぜだ」
エリック「なんか休んでなさそうだし」
ゼン「休んでる間にも働けばその分の給料が貰えるんだぞ」
エリック「休め」
ゼン「一週間前に寝たぞ」
エリック「なおさら休め!!」
イリア「なんで!ダメよ!寝てる間に暗殺者が来たらどうするの!?」
ゼン「そういう事だ」
エリック「どういう事だ…」
ゼン「心配する必要はない」
エリック「いいや、だめ、絶対ダメ」
ゼン「はぁ?」
エリック「あんたの事が心配で心配で寝れなくなってきたんだぞ俺、責任とって」
ゼン「言いがかりだ、そんな事知らん」
エリック「俺も一応忙しいから週一で来てやる、暫くは金になる話でもしてやるよ」
ゼン「賞金首でもいるのか」
エリック「まぁそんなとこだなぁ」
ゼン「……なるほどな、好きにしろ」
エリック「稼いだ分は…言わなくても分かるな?」
ゼン「分かった、さっさと帰れ」
エリック「あと名前で呼べよ、ゼン君よぉ」
ゼン「…はぁ、分かったよエリク」
エリック「!はは、そう来たか」
ゼン「やめるか?」
エリック「いいや、そう呼んでくれ」
ゼン「…あぁ」

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