台本小説
□執事とお嬢様とシスター
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ゼン イリアとアティナ【出会い】
ゼン(今の仕事じゃあんまり稼げないか…貴族様なんかに仕えれればいいんだろうが…そんなに無いからな)
チラシ《イリア・インペリアル
私に仕えたいものは来なさい。
月給 希望額に応じて(その分働くこと。)》
ゼン「なん…だと…?」
お屋敷へ
わらわら
わらわらわらわら
ゼン「流石にいるか…面倒だな」
アティナ「入れないじゃない…」
ゼン「…?(ただのシスター…いや違うな、主と友好関係か)そこの修道女さん」
アティナ「…私かしら?」
ゼン「お困りでしたら私を使ってください」
アティナ「あら…ちょうど良かった…邪魔な人たちを蹴散らしてくださる?」
ゼン「お任せを」
(これからのお給料のために初めてのタダ働き中)
ゼン「終わりました」
アティナ「あら!強いのねぇ助かったわ〜」
ゼン「お役に立てて光栄です」
〜
アティナ「イリア〜?貴女に適任の執事さんを連れてきたわよ〜」
イリア「アティナっ!…ほんと?」
ゼン「お初にお目にかかります」
イリア「龍人ね、あんまり見ない容姿だけど」
ゼン「ここにいる龍人は皆黒い鱗ですからね」
アティナ「さっき、私を助けてくれたのよ」
イリア「そうなの?じゃあ採用よ!でも余計なことしたらすぐ殺すから!」
ゼン「畏まりました」(なるほど、やはり馬鹿か…。)