story T

□The eternal maze 2
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「おーい!麦わらの一味が来たってよ」
「「麦わらの一味!?」」
「おい…すげぇな…なんでこんな島に」
「まさか………俺達島民をクルーにするつもりじゃっ…」
「嘘だろぉぉまだそんな準備出来てねぇよ!!!!ちょっと嬉しいけど…」

島民が次々言い合う中、とある森では会議が開いていた。

「麦わらの一味…あまり悪い噂は聞かないが何をしにこの小さな島に。」
「おそらく、この島を囲っているサンカヨウに目を惹かれたのでしょう。」
「サンカヨウの秘密に気づかれたら最後。俺らで島を守るぞ」
「サンカヨウの秘密ってなんだ?」
「おい、お前ふざけてんのか……って!」

「「麦わらぁぁぁぁ〜!?!!」」

「にっしっしっしっし!!面白ぇ〜」
「なっ貴様…どーやってこの森に…!」
「えー分かんねぇけど適当に歩いてたら森に入っちまった!」
「クッ…セキュリティが甘かったか…単刀直入に言わせてもらう。貴様等何のためにこの島に来た?」
「何のためって…ん〜…あ!仲間を探しに来た!!」
「何!?仲間探しだと…」
「ただのヤツじゃなくてよ、ここに緑の髪をして刀3本持ってるヤツいねぇか?」
「!?……ほぉ…そいつは男か」
「いや、分かんねぇ。ただ生きてた時は男だった!!」
「生きてた時は…?意味がわからん」


(緑の髪…刀3本…?それって私…?)

「…とりあえず貴様等がこの島に危害を及ぼさないのなら私達もなにも危害は与えない。分かったか?」
「ああ!大丈夫だ」
「それから…この森にはもう二度と入ってくるな」
「えーなんでだよ」
「いいか?分かったか!!」
「お、おう」

(…あいつもしかして…私の事を知っているかもしれない…)


そしてルフィはゾロと会えないまま、森を出ていった。
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