Sixth sense

□Favorite type
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「まだまだ子供だねぇ?」

「うるせーっ!!」


くそー!知られてたし!!
つかレットぜってー許さねぇ!

あいつのことだから能力使って楽しんでんだろ?!
マジでたち悪いぜ!

俺が知られて欲しくないことを一番知られて欲しくない人間に知られちゃったよ!
どうしよう…!

弱み握って何が楽しい!?
脅してパシりにすんのか?反抗的な態度とったら公開処刑か!?

俺…死ぬんじゃねぇかな


「まぁまぁそんな絶望に満ちた顔をしないでくれよ。別に言いふらしたりなんかはしないさ」

「しんようできない」


拉致って来たくせに罪悪感湧かない冷酷男なんて


「しんようできない」

「心の中で何を思っているかはだいたいわかるぞ?」


ほらー
こーやってひとのかんがえてることをみすかすんだ
だから


「しんようできない」

「もうさっき2回も聞いた。どうしたら信じてくれるんだ」

「どうしたってしんじない」

「はぁ…。バズは妙なところで意地を張るんだから」

「こどもですからー?」


はぁ…。とかため息ついちゃって?!
つきたいのはこっちだっての

だから嫌みたっぷりに言ってやった
子供をいじめた罪悪感を少しでも味わえ!


「お、自分が子供だと認めるのか」

「はっ!?ちげぇ!第一俺そんなに子供違うし!さっきのは嫌みだっ!俺はちゃんと働いてるし自分のことは自分でできる!」

「へぇ?」

「に"ゃー!もうミスター嫌い!!」

「あれ?元々嫌いじゃなかったのか?」

「もっと嫌い!前まではイケメンで背が高いから苦手だったけど!今は全体的に嫌いだ!!」

「僕がイケメンだって?照れるな」

「ちっとも思ってないくせに!」


真顔で言われちゃあどうしょうもねぇよっ!
どーせ言われなれてんだろ!!
そーなんだろ!!?

テーブルに突っ伏してそのままテーブルを叩いた


「おーいバズ?大丈夫か?」

「もうほっといてください…」

「よし、大丈夫そうだな。これから本題に入るぞ」

「え"?」


テーブルに突っ伏した顔をミスターの方に向ける

うわ、きょとんとしてやがる!


「ん?どうした?」

「ほん、だい?」

「あぁ、そうだけど?」

「もぉやだぁ…」


おうちかえりたい
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