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□「俺がプレゼント」と言う
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☞オールマイト(マッスルフォーム)×名無し
6月10日


「オールマイト」

「む!なんだい名無し少年?」

「誕生日おめでとーございます」

「!!知っていたのかい?」

「再生から聞きました」

「(ナイスだ!停止少年!!)そっか!」

「それで、プレゼントなんですが」

「プレゼント!?くっ、くれるの?名無し少年が?」

「…いらないですか」

「あぁ待って!欲しい!いらなくないよ!!」

「なら、良かった、です」

「(……!笑った…)かわいい」(ボソ)

「何か言いました?」

「いや!何でもないさ!それで?プレゼントは何かな?」

「ん」

「ン?名無し少年?何して…」

「抱きしめてもいーですよ」

「え!?」

「プレゼントは俺です(こうすれはもう雄英に勧誘されないって再生が言ってた)」

「っ!(反則だぜ…!)」(ギュゥウ)

「うぉっ」

「ありがとう!名無し少年」

「…いーえ」(ギュ)

「あぁもう!かわいいな!!」(ギュゥゥウ)

「ちょっ、オールマイト」

「ってことは、今日1日は私のものってことでいいのかい?」

「………(え、どうなんだろ…再生に聞いときゃ良かった)」

「無言は肯定と見なすぜ!」

「まぁ、はい。いーですよ(勧誘が無くなるなら)」

「私は幸せ者だな!」

「そんなに喜ばないでください。てかここ職員室」

「HAHA!君から誘ってきたんじゃないか!!」

「……(そーだった)」

「じゃあまず私の言うことを聞いて貰おうか!」

「はい」

「今日1日は他の人と話しちゃダメ!目も合わせないこと!いい?」

「無理がありませんか」

「む!そんなことないよ?君は優秀だからね!」

「いや、これに優秀も何もないです」

「今日1日私のものなんだろ?」

「だからって無茶な…」

「ンー、そっか…」(シュン)

「ぁー……そーゆーの以外だったら何でもしますから(じゃねぇと勧誘が…)」

「!!じゃあちゅーして!」(ガバッ)

「え、」

「何でもしてくれるんだよね?」

「いや、ぇっ…オールマイト」

「何?」

「俺男なんですけど」

「だから?ほら!早くはやく!」

「だからここ職員室……オールマイト、気を確かに」

「相澤くんにはしたんじゃないのかい?」

「ぅぉ……(相澤先生言ったんかい)」

「マイクくんにもしたんだろう?」

「………(プレゼント・マイクもかよ…)」(ハァ)

「じゃあ私にもして!」

「謎過ぎる……あの、あれはやむを得ずというか」

「私にはしてくれないの?」(ションボリ)

「俺がしたわけじゃなくてあっちから──(ガシッ)、ちょっ、話を」

「私からしたらいいんだね?」

「そーゆー問題じゃなくて、」

「大丈夫!職員室には誰もいないよ!」

「だからってしていいわけじゃっ」

「焦ってるの?かわいい」(ギュ)

「あせってなんかっ、」

「いただきます!」(グイッ)

「まっ、まって──」


ちゅぅぅううう!!


「んんっ、ん、むぅ」

「ン、(相澤くんたちはどんなキスをしたんだろ)」(チュウ、チュウッ)

「んーっ、んむ、んゃっ」(キュ)

「っ!!(私の服を…)かわいい…」(チュゥゥウ、クチュ)

「ぁっ、ん…んん」(チュウ)

「!!(名無し少年から…)」(キュゥウン)

「ん…?んーっ!」

「ンンッ(かわいすぎだ!)」(チュッ、チュウ)

「ぅんっ、ふぅっ」(ギュウ)

「はぁっ……名無し少年、だからそれは反則だよ」

「ふぁ、はっ……」(ハァハァ)

「無理をさせてしまったね!座るといい!お茶を持ってこよう」

「……、ましたか」

「え?」

「満足、しましたか」

「もちろんだ!!今までに無いくらい最高な気分だよ!」

「………」

「名無し少年?」

「ならよかった…です」

「〜〜〜っ!もう!」

「オールマイト?」

「もう一回しよう!」

「は…」

「今度は目を開けてるんだよ!」

「え、ちょっと、オールマっ、んぅ…!」


▷名無しくんのことが大好きなオールマイトと、戸惑いながら受け入れる名無しくん
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