噂の相談部

□噂の相談部4
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陽泉高校まではスマホのマップで頑張って行ったよ。












問題は











『部室何処だよ!!!?』













黒「というか、原因人物は誰何ですか?」













『室ちんさんという人。』













すると黒子は納得して











黒「火神君も連れて来れば良かったですね。」














何故に火神君が出てくる………













『火神君関係無いじゃん。』














黒「………まぁ、なんと言いましょうか。火神君が“兄”と慕う人です。」













『え、何。どいう事?!』














黒「さぁ、行きましょうか。」













無視?!酷くね!?と胸中で思いながらも口には出さなかった。
















陽泉高校の敷地内に入りグルグルと探索をしていた時、黒子がいきなり止まった。














『急に止まるなよ。』

















黒「………………………」

















何、コイツさっきから………無視好きだなぁ。


















黒「お久し振りです。福井さん。」














福「うぉおお!?え、おまッ!誠凛の黒子?!と…















誰だ?」













『桜木桜木です。名前で呼んで下さい。』












福「お、おう。よろしくな桜木。俺は、陽泉高校3年福井健介。」














福「あー………もしかして紫原の言ってた」













アイツ何言ったんだ。















福「部室は此方だ。」












そう言って部室まで案内してくれた福井さんは














ドアを開けた。















けど、私と黒子は入れなかった………いや、














入りたくなかった為、足がすくんでしまった。
















黒「………コレは」

















『最悪………生霊だよ。』

















黒子と小声で話していたが













紫「桜木ちん、黒ちん………何か見えたの?」
















『え、あぁ………そう言えばお前見えないんだっけ。』












ボリボリと部室でよくお菓子が食えるな………と呆れる。














『黒子は?』













黒「ハッキリと見えます。」












ニタリと笑う生霊を見て、帰りたいと思った瞬間だ。
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