噂の相談部
□噂の相談部2
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【プルルルルッ】
黒「出ないんですか?」
黒子と一緒にマジバにいる時の事だ。
『あー、うん。この着信音………黄瀬だから』
黒「黄瀬君の電話って大概は、自分の載ってる雑誌の広告ですよね」
ズゴー!!!!とバニラシェイクを飲んでいる黒子。
ある意味私達、黄瀬をディスってる。
が、いつもだったら2〜3分無視したら止まる筈が今日は止まらない。
渋々、電話に出る。
『桜木でーす。』
黄「あー!!!!!やっと出たッス!桜木っち!」
ハッキリと言って、スゲーうるせぇ。
『何の用?用が無いなら消すよ。』
黄「ある!!あるッス!!」
だから、うるせぇって。
見てみろ、黒子は耳塞いでるぞ。
あ、電話越しだから見れないか。残念だったな黄瀬!!
『で、』
黄「実は、海常男子バスケ部内で部員が行方不明になる事件が続いてて…桜木っちに調べてほしいッス!」
『警察にレッツゴーォォオオオ…………』
黄「警察も捜索中なんスけど『黄瀬、お前………今何処に?』え?バスケ部の部室に先輩達といるッスよ?」
声が聞こえた。
スピーカーにして、黒子と耳を澄ませて聞いてみる。
黄「え?急に止まって何スか?桜木っち!聞いているスか!!もうっ!「引摺リ………コンデ、殺ル………………」桜木っち?」
黒「これは、これは………」
『黒子』
黒「バニラシェイクを2週間分」
『黄瀬、報酬はバニラシェイク2週間分でどうだ』
黄「え?まぁ、いいッスけど……」
『よし、黄瀬。部室の外で待ってろ』
黄「え!?今から来るんッスか【ブツンッ!】
【ツーツー、ツーツー】
『よし、行くぞ!!黒子』
黒「はい。桜木さん」
私と黒子は、黄瀬のいる………
神奈川の海常高校へ向かった。