噂の相談部

□噂の相談部1
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場所は移動し、福田、降旗、河原は家の用事の為、土田は彼女と帰り、監督である相田リコは部活が終わると次の新しいメニューを考えなければ!と即座に帰って行った為残ったメンバーで図書室前の廊下にいた。


伊「コガ・・・そもそも鍵は開いているのか?」


小「え、それは・・・まぁ」


木「あ、開いたぞ〜」


呑気な声が暗い廊下に響いた。


日「ばッ!!おまっ!!何やってんだ((小「よし!レッツゴー!」コガ!」


図書室のドアを開けるが変わった様子など無い。筈だったが、


黒「あれ・・・?」


伊「どうした黒子・・・早く電気を「点きません」え?」


パチパチと点けたり消したりするのだが全く点く気配が無い。


水「・・・・」


小「水戸部が壊れてるんじゃなーい?だって!」


黒「いえ、電気なら一昨日換えたばかりです。」


日「な、なぁコガもうそろそろ「ひぃ!!?」ふぉぉぉお!?」


ガタガタと震えながら火神は自分より体格の小さな黒子の後ろに隠れて


火「い、今・・・ひ、人の影が・・!!」


日「は、はぁ!?何処にだよ!!火神お前の見間違えじゃカタンギャアアアアアアアアアア!!?」


木「悪い日向、俺だ。」


小金井と共に先頭にいた木吉が動かした椅子の音だった。


日「マジふざけんなよお前」


額に青筋を立て睨む日向に対してハハハ悪い悪いと笑っている。


だが、


伊「な、なぁ・・あれって」


伊月が指差した方向には窓側に一冊の本が置いてあった。


日「伊月、時には言っていい事と悪い事があるからうぉぉぉぉおおお!?」


窓を開けていないのにゆらり揺れるカーテン

図書室に来る前の月は三日月だったのに、今は紅い見事な満月が一冊の本を照らしていた。


黒「怪異の時間・・・」


ボソリと呟く黒子は思い当たる事があった。


中学時代の友人が教えてくれた【怪異の時間








小さな女の子がピョッコと・・・



火「い!?」



日「いつから其処に!?」




キャハハハハハハハハハ












ズット イタヨ?











小「ず、ずっと?」










ソウ、ズット………ダカラ、











オニイチャンタチモ、ズット、イッショニイヨウネェ?











顔が崩壊した女の子に、









あぁ、やっぱり此方絡みですか………と一人で納得している時











『ああああ!?』








聞いた事のある声、と思い入口を見てみますと









黒「桜木さん」









顔を真っ青にした僕の友人が立っていました。
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