噂の相談部
□噂の相談部4
1ページ/6ページ
『うわぁ………黒子!!凄い雪の量だよ!』
黒「流石秋田ですね」
私と黒子は今、紫原がいる秋田に来ている。
事の始まりは、昨日のお昼だ。
昼食を黒子と火神君の3人で食べていた時、一本の電話が掛かって来た。
『むひむひ、………んぐ。はい、誰。』
紫「桜木ちん、久し振り〜ちゃんとスマホの画面見た方が良いよー」
赤ちんだったら殺されてるよ〜。と電話越しからでも分かる紫原のやる気の無い声。
『用件は?無いならき((紫「あるから電話掛けてんでしょー。」………うん。用件は』
紫「実はさぁ………」
紫「室ちんがファンの子から貰った縫い包みが」
動くんだよね
『い、移動系は無理。お祓いしてもらって。』
あと、室ちんって誰?!
紫「お祓いしてもらおうとしたけどさぁ〜」
『戻って来た?………そんなわけ((紫「あるんだよねー」………………』
ヤバッ!
昨日、お母さんがTSU●AYAで怖い話の映画借りて来て………
『無理、心臓麻痺で死にそう………』
紫「んじゃ、頑張って来てね〜」
ブツンッ!と一方的に切られてしまった。
火「どうかしたのか」
ムシャムシャご飯を食べている火神君
呑気過ぎるぞ。
『紫原から………縫い包み絡みの。』
黒「あぁ………中学時代もありませんでしたっけ。縫い包み絡み」
『………一人かくれんぼとは違うって』
『ねぇ黒子!明日、休み?』
黒「しかたありませんね。東北限定のシェイクの為行ってあげますよ。」
『上から目線?!』
と、まぁ、これが昨日の会話だ。
黒「終わったらマジバですよ。」
『早く終わったらね。』