噂の相談部
□噂の相談部3
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部活中に
【プルルル、プルルル】
【ガチャ】
「もしもし、私メリーさん………今、」
メ「迷子になったよぉおおおおお!!此処何処ぉぉぉぉおおぉ!?」
涙声になりながら電話をしてきた人物は………
“都市伝説”でお馴染みの“メリーさん”だ。
『迷子って………あんた何歳よ』
迷子って歳じゃ無いだろ………と呆れながら聞いてみた。
メ「そうね………ざっと、100歳は越えているかもね」
じゃない。
話を戻そう………
『今何処?迎えに行くか(メ「うわぁあああああ!!!こ、こわいよぉぉぉ!!!」………ら」
遮るんじゃねぇーよ。
この“破滅的方向音痴”が………
メ「桜木ッ!!!」
悲鳴を上げまくっているが、途中から日本語じゃない言葉を話してきて聞き取れない。
が
メ「アアァァアア!!!“Green”じゃん!!」
発狂してたが、静まりかえったメリーさん。
『え、Greenって………』
とそこまでは言ったが、途中で切りやがったメリーさん。
『“Green”って………』
バッグを持ち、部室から出て
体育館へ足を伸ばす。
『すみませーん』
相「あら………あなたは?」
木「おっ!桜木じゃないか!」
『あー……桜木で良いですよ。名字呼び馴れていないので。』
日「どうかしたのか?」
『黒子いますか?』
相「えぇ………いるけど。」
『申し遅れました。桜木桜木です。一応、ボランティア部………生徒からは“噂の相談部”と言われている部活に所属しています』
相「私は相田リコよ!バスケ部監督をしているの。よろしく」
『はい。よろしくお願いします!リコ先輩』
そんな事を話していると黒子がフラフラになりながら此方へと来た。