欅坂

□眠くないもん!
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梨加ちゃんは、あたしの彼女。
そして、一緒に暮らしてる。



いつもは、あたしより先にベッドに入って、寝よ?っと可愛く呼んでくるのに、今日は、ソファーから、動こうとしない。
もうそろそろ、梨加ちゃんの寝る時間なのに、どーしたのかな?



あたしは、梨加ちゃんのいるソファーに座った

『もーそろ寝る?』



「‥」
ゆっくり、左右に首を振る
そして、トロンとした目で、あたしを見つめ、手を握られる。

『手、あったか過ぎ!本当は眠いんでしょ?ベッド行こ?』




すると、梨加ちゃんは、ちょっとだけ、ムッとした顔で
「眠くないもん!」
あたしの胸を叩いてくる






変なのって思って、ソファーから、立とうとすると、梨加ちゃんに、腕を掴まれる
「名無しさん寝ちゃうの?」

『あたしが先に寝たら、寂しいでしょ? 寝る時また呼んで!』

「じゃあ、ここにいてよ!」
そう言われたので、あたしは、またソファーに腰掛けた
やっとわかった
梨加ちゃんの求めることが。



あたしは、ゆっくり梨加ちゃんの顔に近づく
そして 大きく目を見開いてお互い見つめ合う
顔と顔の距離は10センチほど、、、







そして、あたしは渾身の変顔を披露する


「っっぷははっ ずるい!もー!!」



『キスされるとおもった?』


「‥」
動揺したのか、目を合わせてくれない


もう一度先ほどの距離まで、顔を近づける


『んー?』



梨加ちゃんが少しずつ近づいてくる


「ちゅ」

梨加ちゃんからの軽く触れるだけのキス

『それだけで良い?』



「意地悪」



梨加ちゃんから、噛みつくようなキス、そして深いキス
あたしは、それをすんなり受け入れる



そう 梨加ちゃんは、いちゃつきたかったんだと思った
どこまで求めてくれるのかな?

『梨加ちゃんおいしい』



「名無しさんからのが欲しい」


急に主導権振られてもと思いながら、優しく、梨加ちゃんの首に顔をうずめる
おでこ、耳、首、優しくキスをする





すると、梨加ちゃんから、自分で、パジャマのボタンを外し始めた

あたし、焦らしてるって思われてるのかな?
このまま、焦らしてみよう




梨加ちゃんの耳を自分の口に含む
「っっあっ、、ん、」




『耳、気持ちいよね』



「もっと、もっとやって」


梨加ちゃんから求めてくるなんて、今日は、長い夜になりそうだな

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