欅坂

□まだーー?
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「ねーーー名無しさん まだー?」
ベッドからあたしの名前を呼ぶねる。
『もーちょーい』
面倒うだなと、適当に返事をする
「待てません!」
ねるは、あたしのいるソファーに飛び込んできた
『もー ソファー壊れる』
あたしは冷たく言った
ねるがあたしの手に指を絡ませてきた
「名無しさん」
あたしの胸に顔をうずめるねる
「名無しさんの匂いだ」
『変態』
ソファーに座ってるあたしの膝に、向かい合わせになってまたがってくる
『なに?』
ねるに両手を握られる
流石のあたしも、ドキドキする
『もー!なによ!』
「名前呼んで」
『ねる?』
ねるは嬉しそうに、あたしに向けて、口を尖らしてきた
そして、あたしの唇の寸前で止めてくる。
「ちゅーーして」
『むーぅーー』
あたしも口を尖らして、ねるの唇に触れるか触れないかのところでとめる
「もぉー ちゅっっ」
強引に唇を押し付けてきた
『どうされたいの?』
あたしは、意地悪っぽく言った。
「このままベッド連れてって」
あたしにまたがってるねるが、ぎゅっっと抱きしめてきた。
あたしはそのまま抱っこして、ベッドに連れてく。
『ほれほれ、離しなさいよ』
そう言うあたしに被せ気味で
「今日は、名無しさんに甘えたかったのに」
そんな風に言われたら、、、
『ちゅ』
次はあたしからキスをした。
『ねるの好きなようにしていいよ?甘やかしてあげる』
ねるは顔を赤くしながら、もう一回っとキスをせがんでくる
今日は、遅くまで寝かせてもらえなそうだーーー

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