夢小説

□惚れ薬を悪用して
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人気の無い路地裏で二つの影があった。
黒髪長髪で瞳が深い緑の眼をしたオクトーバーと魚のミュータントのフィッシュフェイスが抱き合っていた。

『ゼバーさん、好き好き……』

「っ……」

珍しくオクトーバーが積極的にフィッシュフェイスにキスをしていた。
いつもと雰囲気が違う。

「んっ……(スゲー薬の効果……)」

実はフィッシュフェイスはガゼットから渡された小瓶の中身が惚れ薬だと言われ興味本意で使用した。
実際に使用すると惚れる以外の事をしてきた何度もキス落としたり抱き締めたりと明らかに惚れ薬以外のモノも混ざっていると察した。
よくよく見ると小さく媚薬も入ってんぜ!と言う文字があった。

「(ガゼットのやつ余計な事をしやがって……)」

惚れ薬も充分余計ではあるが本当に効くのか気になった結果だった。

『ゼバーさん……私、ゼバーさんが、欲しい。』

「……ん」

薬を飲んでしまいフィッシュフェイスに惚れ更には媚薬で大胆になったオクトーバーの言葉はどんな男でも落ちるだろう。
現時点でフィッシュフェイスが落ちオクトーバーの肩を抑え厚く大きな舌で絡める。

理性が抑えられなくなったフィッシュフェイスは深いキスを繰り返す。
魚のミュータントになってしまった自分を一瞬恨む。
何故ならば性器がない。いや、ないわけではない

魚は水中でメスが卵を産んだ時に精子を振りかける。

「っ……(てか、キスだけじゃ満たされねぇ)」

『ゼバー、さん……』

名前を呼ばれたと思えばオクトーバーは背に腕を回し強く抱き締めてくる。
進んで抱き締めてくるオクトーバーにフィッシュフェイスは赤面した。

いつもの戸惑う姿はどこいったと片手を頭を当てて一瞬考え込んだ。

「……//」

言葉が出ない。
一生にないチャンスが目の前にある。
棒に振るつもりはないが思考回路が思うように回らない。

色々考えている内にオクトーバーに押し倒され覆い被さられた。

「あっ!?……」

『ゼバーさん……』

無防備にしていれば頬を両手で包みフィッシュフェイスの唇にキスをして口内に舌を入れ深く絡めてくるオクトーバーに男の本能をかき乱される。
フィッシュフェイスも絡め返すとオクトーバーの肩がビクッと跳ね上がった。それでも互いに絡め続ける。

「っ……」

『ん、っ……ぁ』

夢中になるだけなっているとオクトーバーの股の間が熱を持っているのを魚の肌ながらで感じた。

「お前、エロい女だな」

『ぁ…だって、私…ゼバーさんが好きで恋しくって…だから……犯されたい……』

「…………今から犯してやるよ。待ったなしだからな」

そう言葉にするとフィッシュフェイスはオクトーバーの下半身に手を伸ばし服の下に忍ばせ濡れて熱を持っている秘部に指を入れる。
入れるとすぐにオクトーバーは肩を跳ね上がらせる。

『あっ!……っ、ひゃ……』

「良い反応……」

フィッシュフェイスを覆い被せた状態で中を弄られ生理的に涙が溢れる。
いやらしい音が路地裏に響く。

『んっ、ゼバーさん……あっ、あ……』

「なんだ?もうイキそうなのかよ?……いいぜ、イカせてやるから。」

『あっ!……だ、め……ゼバー、さんっ!!』

指を奥深く入れ掻き回すとオクトーバーはフィッシュフェイスに抱き付き初めての快感に放心状態になった。

『はぁ、はぁ……』

「いやらしい事って……気持ちいいだろ……」

そう言葉にして涙を舌で舐めとる。
入れたままの指を軽く動かすだけでオクトーバーの肩はひく付く。

「またイキたいか?……」

『っ……』

「……イキたいんだろう?」

フィッシュフェイスが面白そうにまた指を中で動かして快楽を与える。
唇を重ね離れないように頭を空いている手で固定する。

『ひっ……〜ん、っ……』

「っ、ふ……」

口内で舌を絡ませ合いながらフィッシュフェイスはオクトーバーの中に入れた指を動かし続ける。
二つの刺激にオクトーバーは気持ちよさを感じ深くキスを重ねる。

その行動に更に欲しているのを感じとり指を一本から二本に増やす。すると身体を跳ね上がらす。

『んんっ!!!……』

かき乱されて2度目の快感に溺れる。
フィッシュフェイスはオクトーバーの秘部から指を引き抜き口元へ愛液に濡れた指を持っていきベロッと舌で舐めとる。
オクトーバーを目の前にその行為をすると頬を真っ赤に染める。

『っ……』

「お前のって……やみつきになるな」

そう言ってフィッシュフェイスはオクトーバーと一緒に上半身を起き上がらせオクトーバーを押し倒した。
先ほど押し倒されていたフィッシュフェイスは覆い被さる立場になった。

位置が代わりフィッシュフェイスはオクトーバーの股の間に顔を近づけ舌で股の割れ目を舐める。
二回快感に溺れて分かる事は触れられて敏感になっていく事。

『ひ、ゃ!……あっ』

「味見だけなんて……ないよな?」

足を広げさせて股の割れ目に舌を入れ愛液を啜る。
オクトーバーは厚く、いやらしい舌に身体全体で感じていた。

指も十分感じたが舌はまた違う。

『あああっ!……ん、ゼバー、さん』

「……その呼び方くすぐったいな…………呼び捨てしろよ」

お構いなしに股の割れ目から溢れる愛液を舐め刺激を与え続けられているオクトーバーは瞳を閉じて息を荒くする。
先ほどフィッシュフェイスに言われた事を思い出す。
そして、口にしてみる。

『んっ……ゼ、バー……』

「っ……?」

耳に届いた言葉に驚いた表情を見せ顔をあげるフィッシュフェイス。
目を泳がしながら口に手をそえる。

「聞き間違えじゃないよな?」

『ぁ、えっと……』

「もう一回言え……」

『……ゼバー』

なすがままに呼び捨てをすると舌を絡ませ息が出来ないぐらい深いキスを落とす。

『っっ……』

唇を離しオクトーバーを見つめる。

「……お前の事、本気で犯したい」

『ん……//』

オクトーバーの唇を噛みつくようにキスをし身体を手のひらで撫で回し肌だけでもと無我夢中に覆い被さり密着しているとオクトーバーはフィッシュフェイスの下半身から異物が触れている事に気付き肩を跳ね上げる。
その様子に気付いたフィッシュフェイスは首を傾げ自分の下半身を見るとそれはまさしく性器。

人間の時とは違いどうやら体内にあったようだ。
固くなったフィッシュフェイスのモノを押し当てるとオクトーバーは今までにないぐらい跳ね上げる。

「ないと思ってたモノなんだがな……」

『んっ……』

さっきの我慢してたのはなんだったんだと呆れ返りつつ
ある以上は目の前に居るオクトーバーを犯す事

「こっちは我慢なんて出来ねぇからな……」

フィッシュフェイスは性器をあてがいオクトーバーの股の割れ目にゆっくりと入れていく。
中に入れられているオクトーバーは指とは違う感覚に感じ息を荒くする。

『ああっ!……ん』

「っ……この感じ、ミュータントになってはじめてだ……」

すべて中に入れて最初の内はゆっくり抜き差しを繰り返す。
だが、我慢をしていたフィッシュフェイスは腰を掴み深く抜き差しをする。

「ぐっ……気持ち良い……はぁ」

『んんんっ、あんっ!……そ、そんな深くぅ……!』

離すなんて事はなくお互い息を荒くして深く突き上げ続ける。
お互いに抱き締めあってフィッシュフェイスはオクトーバーの中に精射した。

『ん〜……』

「はぁ……」

まだ精射が足りないフィッシュフェイスは腰を動かす。
オクトーバーに休ます事はしない。惚れ薬に媚薬を服用してしまっている彼女もまだ足りなかった。

『っん!!あっ!あああっ!も、もっと……激しくぅ……』

「本当にエロいな……」

片足を広げさせ股の割れ目を広くさせるとこすれいやしい音がする。
その音を聴いて更に興奮している間に二度目の精射。

『ああっ!……』

「っ、気持ち良すぎる。」

その後、何度も何度もオクトーバーの中に精射を繰り返す。
荒ぶった気持ちはしばらく続いた。



弄られ続けて数時間。
疲れはて眠っているオクトーバーを眺めるフィッシュフェイスは数時間前の出来事を思い出し少々赤面した。


魚と人間が交尾……絶対ないしありえない。


だが、目の前に居るオクトーバーと……


「…………やり足りねぇしもっと犯したい」


まだやり足りないと心の底から感じたフィッシュフェイスだった。

終わり



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