夢小説
□隣に居てやるよ(ニック亀)
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それはバクスター・ストックマンが引き起こした事だった。
ゼバーとブラットフォードが気に入らずタートルズとオクトーバーとその気に入らない二人をはめるための罠を仕掛けた。
ラファエロ、ゼバー、オクトーバーと離れてしまったミケランジェロ、レオナルド、ドナテロ、ブラットフォードの四人がギロチンや斧を避けたり壊している中スライダー見たいなものが頭上に三本設置された。
「なんだ?アレ?」
「スライダーだよね?」
「楽しそう!!」
レオナルド、ドナテロ、ミケランジェロと言葉に続きブラットフォードは首を傾げた。
するとスライダーの中に水が流れだし聞こえてくる悲鳴。
「「『うわぁ〜!!!(ひゃああ〜!!!)』」」
オクトーバーにラファエロ、ゼバーがウォータースライダーに物凄い速さで滑り落ちる。
四人は二度見した。
なんだったんだ!?と言った空気になる。
「え〜ズルい!!!」
「「「じゃないだろう!??」」」
レオナルド、ドナテロ、ブラットフォードはミケランジェロに突っ込んだ。
三人共ウォータースライダーに流され遂に先は無くなりとても広い部屋に出た下を見れば水が張られている。
また、水が壁から流れている
ラファエロ、ゼバー、オクトーバーは一瞬、空中に浮いて瞬きして引き寄せられる。
再び悲鳴が上がる。
「「『ああああっ!!!(ひゃああ!!)』」」」
三つの水しぶきが起こり水中へと落下した。
酸素を吐き出しながら水中へと向かう。
「はぁー!大丈夫か!オクトーバー!?」
『はっ、はい!……ぜ、ゼバーさんは?』
「はっ、水中で死ぬかよ!」
三人で怪我をしていないか確認する。
すると水中の底をよく見ると刃が付いたスクリューが回転し水を吸い込み始めた。
ラファエロ、ゼバー、オクトーバーは急いで壁に向かって泳ぐ。
「吸い込まれて刻まれたら終わりだぞ!アレ!!」
「だな!」
ラファエロ、ゼバーと言葉が続きオクトーバーも一生懸命泳いでいると足に何か違和感があるのに気付くと水中に引きずり込まれた。
『……ひゃ!』
悲鳴が聞こえて振り向く二人はすぐに水中に引きずり込まれたオクトーバーを助けに行く。
生きているようなヒモがなん十本もオクトーバーに絡み付き刃が付いたスクリューの側まで引っ張られる。
ゼバーが水面の底に付きこれ以上引きずり込まれないようにオクトーバーを抱き抱えクランゲロイドのパーツで作られている足で踏ん張りをきかせる。
ラファエロはそのヒモを乱暴にサイで切り裂く。
スクリューが容赦なく水を吸い込んでいく。
すぐにラファエロはゼバーの手に捕まりオクトーバーを抱いている状態だ。
一人でなんとか踏ん張り続ける。
「おいっ!ゼバー!大丈夫か?」
「なんの支障もねぇよ!!」
水が吸い込まれて続ける中ゆっくり前進する。
スクリューからなんとしても離れたい。
オクトーバーは目を開け周りを見渡す。
何かないかと探し続ける。
すると、壁に押しボタンに気付く。
何か書いてある。
〈非常用〉と。
ゼバーに軽く叩くとムッとした表情をこちらに向けてくる。
水中では話せないオクトーバーはジェスチャーで壁に指を指す。
「ああっ?なんだ?」
「ん?非常用って書いてあんぞ?」
二人とも首を傾げる。
だが、ラファエロは「まぁ、なんとかなっか!!」と言って力強く押すと一部がスライドして水と共に引き込まれる三人。
「うわわっ!!!」
「またか!!」
『……っ;』
水がない空間に三人は流され亀であるラファエロ、魚であるゼバーには水は全く危害はないが人間であるオクトーバーだけは服はみずびだした。
『ら、ラファエロさん、ゼバーさん大丈夫ですか?』
「俺様は大丈夫だけど……」
「お前だけ被害が酷いぞ……」
心配をしたオクトーバーであったが逆に心配されてしまうのだった。
ここで二人は思う人間じゃなくって良かったなと思ってしまう瞬間だった。
『す、すみません……』
つい謝ってしまうオクトーバーに少々呆れ返る。