TMNT(ニック亀)小説
□第2話
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新たなる敵フット団がニューヨークに到着しているだなんて思っていないタートルズは
生活している下水に各自の楽しみを堪能していた。
「キャプテン・ライアンは格好良いなぁ〜」
「そんなアニメの何が良いんだよ……」
レオナルドがテレビでやっているスペースヒーローズを見てキャプテンライアンに憧れの目で見ていると
椅子に座って漫画を読んでいたラファエロは嫌みを言う。
お子様アニメには全く興味がないようだ。
ドナテロが居るラボでは新たな発明をしていた。
ミケランジェロはスケーボーで楽しそうに乗りこなしていた。
「クランゲロイドを倒した後のスケーボーはサイコーだね!」
晴れ晴れしているミケランジェロにラボで発明をしているドナテロは口にした。
「確かに気分は違うね」
少々気が抜けているとスプリンターがタートルズの前に現れた。
スプリンターの姿を見て一同は目の前に集まった。
「息子達よ。敵を倒してもその根源を打った訳ではない。気を引き締めて行くが良い。」
「「「はい。先生」」」
「でも、至福のひとときはたまには必要なんじゃないんすか?」
ドナテロ、ミケランジェロ、レオナルドは返事をするがラファエロは思っている事を口にした。
スプリンターはその事に聞く耳をたて答えた。
「確かに至福のひとときは必要だ。だが、それは今ではない。」
答えるがラファエロは何か納得行かない表情を見せる。
だが、回りを見ると若干空気が重いのに気付き納得した表情を見せた。
「分かりました。」
「分からなければ聞きに来るが良い」
スプリンターはそう言い残してタートルズの前から居なくなった。一息突く。
頭をかきスプリンターが言った言葉を考えるラファエロだった。
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