TMNT(実写)小説

□第四話
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サンフランシスコ・エステルデ博士の研究データが入ったUSBと洗脳されたオクトーバー・エステルデの救出に成功しアジトであり住まいに戻ってきたタートルズ。

ドナテロはオクトーバーをゆっくりとソファーに寝かした。
さっきからミケランジェロが「ズルい!ズルい!」、「僕もお姫様だっこをしたい!」と積極的に言ってきたがドナテロは「脳に支障が出たら危ないからダメ」と断られた。

「息子たちよ。帰ったか……」

「スプリンター先生!」

背に腕を組んで帰りを待っていたようだ。
それにレオナルドが近付き頭を下げた。

「……その子は?」

スプリンターはソファーに寝かされているオクトーバーに気付き静かに近づいた。
その近くにいたドナテロとミケランジェロは説明する。

「彼女はフット団に洗脳されていたオクトーバー・エステルデです。」

「エイプリルはセクシーガールだけど彼女はパワフルキュートガールです」

ドナテロはミケランジェロに肘で一発かまされた。
スプリンターの前で何てことをいっているんだと言う意味だろう
余程痛かったのか膝間付いた。

「ドナ……痛い;」

涙目になりながらドナテロを見たが腕を組んでため息を付いていた。

「……オクトーバー……エステルデ……」

スプリンターは何か引っかかるような表情を見せる。
タートルズは首を傾げた。

するとそこにエイプリルが訪れた。

「あら、皆……どうしたの?」

来て早々に深刻な空気にエイプリルは疑問に思い聞いてみた。

「エイプリルか……」

ラファエロが先にエイプリルに振り向いた。
そのあとに皆気付き「セクシーガール!エイプリル〜!」とミケランジェロが言っていたのをレオナルドが肘鉄をおみまいした。

「ん?……この子は?」

スプリンター同様にオクトーバーに目が行った。
近付いて覗き込む。
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