TMNT(実写)小説

□第二話
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前回戦ったフット団の幹部が身体活性化薬を作り一躍有名になったサンフランシスコ・エステルデの娘である事を知る。
驚愕するミケランジェロ、ラファエロに対してレオナルドは冷静だった。

「じゃ、なんでフット団に?」

そう聞くとドナテロは指を指して「そこなんだよ!」と声を上げた。
その後、淡々と語る。

「彼女の目を見て分かった事は一つ。洗脳されているって事。」

「洗脳?……」


オウム返しをするレオナルドはあの催眠術みたいなと想像を膨らませる。
ミケランジェロ、ラファエロも考える。

「恐らく強い音波に脳が刺激されてると僕はみるね。そうじゃないと話をしないのと抵抗しないのは頷けない。」

「また、彼女が何かしらの秘密を知っていたが吐かなかったため洗脳に走ったか、だね」

ドナテロが話を続けると皆で頭を抱える。
ラファエロ、ミケランジェロはあまり頭がよくないためかちんぷんかんぷんであった。
やはり冷静はレオナルドはもう一つの疑問を持つ。

「気になったんだが……エステルデ博士の娘だとしても……何が目的で誘拐して洗脳したか……」

「次々と疑問が出てくるね。ドナテロさん困ってきたなぁ。」

座っている椅子に再びパソコンに向かい手慣れた手付きでキーボードを叩いていく。
三人とも覗き込むと訳のわからない細かい文字が画面にいっぱいになった。

「ドナ……何やってんだ?」

「えっ?ハッキングだよ。エステルデ博士が居た研究所……確か小さな研究所で博士が亡くなってから廃墟になったんだ。面倒で手がかりを消していないかもしれないからね。」

うわっとドン引くラファエロ、ミケランジェロに「普通だよ。普通」とか言っていたが普通ではない。
レオナルドもとんだ頭脳を持った兄弟だなとも感じた。

ハッキングするが……

「嘘でしょ……消されてる。いつ、いつ消したんだ……三年前の10月10日……深夜」

考え込むドナテロにミケランジェロがこう言った。

「分かった!フット団が何かに関わるから消した!!!」

「三年前に?何にかに関わっているならすぐに消しにかかるはずその理由は何?」

あ〜と追求された内容に答えることが出来なかったミケランジェロにドナテロは大きなため息を付く。
深く悩まずいたいもののこんがらがっていく。
ドナテロは再びパソコンに向かいキーボードを叩いていくすると何か気になるものを発見した。

「防犯カメラにロックがかかってる。……ゲッ、気が遠くなる〜」

見つけたのはいいが面倒なものだったらしく独り言をポツポツともらす。
イライラしたラファエロはドナテロのイスの背もたれを持って回転させた。

「独り言じゃわかんねぇんだよ!!!」

「ふおあばばばばばっ」

「わぁ〜ドナが回されてる〜」

ミケランジェロが喜ぶ
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