TMNT(実写)小説
□第一話
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ミケランジェロも肩をすくめるがすぐにドナテロのパソコンの前に行きボタンを押すとニュースが流れる。
「ドナー!!チャンネルどうやって代えるんだっけ???」
「もー、マイキー。ここだって言ったじゃない。」
ボタンの場所を指しているとニュースキャスターが出来事を読み上げた。
「次のニュースです。今日であの身体活性化の薬を作る事に成功した。サンフランシスコ・エステルデ博士が亡くなり早7年が経ちました。」
「うわぉ、エステルデ博士が亡くなってそんなに経ったんだ。」
そのニュース内容に驚愕するドナテロを見てミケランジェロは首をかしげた。
サンフランシスコ・エステルデって誰と言った雰囲気をかもし出し。
「サンフランシスコ・エステルデ博士はそうだな…例えばこう軽くジャンプするじゃない?」
ミケランジェロの前でジャンプする姿を見せる。
そこまで頷く。その後は長かった。
「成功させた薬を服用すると軽いジャンプだけでビル三階分まで飛べるよう薬を作った人。ジャンプ以外の効果で身体だから握力とか瞬発力、反射神経、視力とか」
ミケランジェロ首を再び傾げた。
頭の悪さに苦笑いをする。
レオナルドとラファエロは後ろで話を聞く。
「そんな人が居たんだな。」
レオナルドはニュースを見て何か納得していた。
「ただ、この研究が発表されてすぐに事故にあって亡くなって薬は数個しか作られていなかったから幻になっちゃったらしい…見たかったなぁ。身体活性化薬」
「ふーーん、よく分かんねぇが…」
「災難だな…」
ドナテロ、ラファエロ、レオナルドと言った順番で少々しんみりしているとパソコンにフット団が宝石店を襲ったと衛星でキャッチした。
フット団と単語を見た瞬間、レオナルドが早かった。
「ラファ、ドナ、マイキー!!」
「「「おうっ!!!」」」
外は夜になっていたため彼らの活動時間となった。
急いで現場に急行する。