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□不屈の馬鹿
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｢わっ！｣
｢ひゃあぁ！｣
｢へっへーん！びっくりした？｣
｢ちょっ･･･剣司！いきなり抱きつかないでよ！危ないじゃない！///｣
｢わりぃ。だってさ･･･｣
咲良を後ろから強く抱きしめて、肩に顔を置く。
｢つまんねぇんだもん･･･咲良かまってくれないし･･･｣
わざと、耳元で囁く。
｢そっ･･･そんなこと言ったってしょうがないでしょ！料理作ってるんだから////｣
顔も、耳も、真っ赤になっている彼女がとてもかわいい。
でも、耳元で囁くのは、やめてやらない。
｢咲良･･･こっち向いて･･･｣
｢･･･っ･･･やだっ････////｣
｢なぁ･･･咲良･････｣
｢･･･っ････////｣
｢頼むから･･･｣
そう言うと、咲良はゆっくりとこちらに顔を向けた。
｢ずるいよ･･･剣司はっ･･･////｣
｢ん････ごめんな？咲良のかわいい顔見たくて･･･。｣
｢〜〜〜〜〜バカッ！！///｣
ポカっと力のない、弱いこぶしが俺の胸のあたりを叩いた。
その手を取り、咲良の大きな瞳をじっと見つめ、小さくて赤い唇に、口づける。
｢んっ･･･｣
小さく口を開き、舌を絡め合う。
｢･･･っ･･･ふぁ･･･////｣
とろんとおちた瞳に、火照った頬。
｢咲良･･･かわいい･････｣
そう言うと、もう一度彼女の唇に軽くキスをし、服に手をかける。
｢！けん････んっ･･･｣
何か言おうとするその唇は、剣司の唇によって塞がれてしまう。
我慢できないと言わんばかりに、胸に手をやり、愛撫していく。