マクロスF部屋

□君に触れるだけで
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ランカにだけは拒絶されたくない


嫌われたくない



泣かせたくない





そう思うのに



何でこんなに近づきたい?





頬に両手を添えられたランカは、さっきよりも顔が赤くなりもう泣く寸前なのではないかというぐらい瞳に涙が溜まっている。



俺が一歩だけ歩み寄ると、ランカは涙が溜まった瞳をぎゅっと強く瞑った。



でも瞳を瞑る強さとは裏腹に、彼女の身体は弱々しく震えていた。



彼女が無理をしているのが、痛いぐらいわかる。




俺は心を落ち着かせるために、一回深く深呼吸をした。


そしてもう一歩彼女に近づき、手にほんの少しだけ力を込めた。





「ぅむっ!?」


「…ぶっ」


ランカのおかしな声に思わず吹き出してしまった。



まぁ、おかしな声の原因は俺なんだけど。





俺が、ランカの両頬をぶにゅっ、と押さえつけたから。



ランカは突然のことに驚き、両手をばたばたさせている。




「ふぁっ、なにふるのーあふとふん!」


「ははっ、何言ってるかわかんねぇ」


「ほーー!!」


さっきよりも更に顔を赤くして、俺の胸板をぽかぽかと叩いてくるランカ。



そんな彼女がなんだかとてもおかしくて、声をあげて笑った。





「ランカ」


「ふ?」



「お前、よく見るとおもしろい顔してるな」


「ふぇぇっ!?」



ランカが目を丸くして驚いた顔をするから、また俺はおかしくなって笑った。






ほんとはかわいいと思ってるよ、なんて当分言えないけど




きっと俺をおかしくしているのはお前だから





まだ、いいよな?







END


☆あとがき
どうやら私はアルト→ランカぽいものが好きらしい(´ω`)
「ほっぺぶにゅ」は某ドラマが元ネタですwめっちゃかわいくて、アルランでやりたいなーと!

そしてまおさん!こんな駄文ですが貰ってやってくださーいw
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