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□I love you
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それは突然のことだった。
彼女の突然の要求。
いつものことと言えばそうなのだが･･･
｢葉･･･愛してるって言って｣
｢･････え？｣
｢聞こえなかったの？”愛してる”って言ってって言ったのよ｣
呆れたようにため息をついて、彼女はそう言った。
｢どうしたんよ、いきなり･･･｣
｢別に･･･いきなりじゃないわ。言いなさい｣
｢うぇぇ･･･言いなさいって言われても･･･｣
強制ですか･･･しかも命令口調･･･
まぁアンナだし、いつものことだけど。
｢何よ？言えないの？｣
ずいっとアンナはオイラに近づいてきて、少し上目遣いで睨んでくる。
｢う〜ん･･･｣
オイラ、アンナのこの瞳に弱いんだよなぁ･･･
全部を見られてる気がして･･･
でもそれが全然嫌な気がしないんよ･･･
でも。