Main Anime 2

□決意
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一騎が島からいなくなった


その変わりに俺達がファフナーに乗って、戦う



「やったぜー!これでかっこよさ倍増&ナンパに使える〜!」


「僕も嬉しいよ!やっとあのロボットに乗れるんだから!あぁ〜楽しみだな〜!」


「衛!俺がモテても羨ましがるなよ〜♪」


「そういうことは本当にモテてから言ってよ。」


「ふふん、見てろよー!ぜってぇモテてやるからなー!」



フェストゥムとの戦いを前にこんなことで盛り上がれるのは、きっと俺達ぐらいだろう。


半分楽しみで、半分不安。


戦うことの怖さを、こんなくだらない話で紛らわす。


その中で、話を切り出したのは衛だった。



「……剣司」


「ん?」


「…守ろうね」


「……あぁ、やっと一緒に戦えるもんな」


「…うん」


「…一人で、辛い思いさせなくてよくなるし」


「うん」


「傍にいてやれるし」


「うん」


「守ってやれる」


「絶対…僕達で、咲良を守ってあげようね。咲良、一人で無茶するから」


「…おう。」


「剣司、頑張ってね」


「……一緒に頑張るんだろ」


「それはそうだけど、別の意味で。」


「…おう!任せとけ!」



俺達の大切な人達を守る


俺達の精一杯の力で。


俺達の最愛の人を、守るんだ。



end.

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