ギアス部屋
□8.唇を突き上げて、不満そうでも
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「ルル、すき!」
突然の彼女の告白。
それにルルーシュはさらりと答える。
「うん」
「す・き!」
「うん・・・どうかしたのかシャーリー」
淡々と振舞うルルーシュを見て、シャーリーは頬をふくらませて怒りを露にする。
「ルル、すきって言ってよぅ〜〜っ!!」
怒っていたかと思えば、目が潤み今度は泣きそうになっている。
やれやれ、とルルーシュは読んでいた本を閉じ、机の上に置いた。
「ルル・・・」
上目遣いのシャーリーにときめきつつ、愛しの彼女に一言。
「すきだよ、シャーリー」
今更、と思うような言葉も
彼女にとっては魔法の言葉。
END....
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