ギアス部屋

□5.君からのキス
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ねぇ、ルル。



私ね、いつの間にかあなたを目で追っていた。



自分でも気づかないうちに。



私の中であなたの存在がすごく、すごく。



誰よりも大きくなっていた。



あのね、なんで忘れてたかなんて関係ないの。



だって私がルルのことを好きって気持ちは変わらなかった。



それだけだから。




「ルル、お願いがあるの」



ねぇ、あなたも



「うん」



同じ気持ちですか?



「キスしてほしいの」



ルルーシュは少し驚いた顔をして、でもすぐに優しく笑った。



「キス・・・して?」



目をそらさずに、まっすぐ彼を見る。
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