短編小説
□◇媚薬◇カカシ×スレナル
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「ねぇナルト…今日サスケと仲良く何話してたの?」
「…別に何でもいいだろ?カカシに関係ない。」
妙に殺気を放っている銀の男に、金の少年は冷たく言い放つ。
「関係なくても俺は気になるもん…」
「はいはいわかったわかった。いま本読んでるから邪魔すんな。」
そう言ってナルトはカカシを睨みつける。
そしてすぐ読んでいる本に視線を戻した。
カカシはそんなナルトをジッと見る・・・そして何を思ったのか、いきなりナルトの部屋から出ていき、キッチンへと行ってしまった。
だがナルトは気にせず本を読み続ける。
そしてしばらくすると、カカシが何やら飲み物を持って部屋へと戻ってきた。
「ナールート!喉渇いたデショ?これあげる」
そういって差し出されたのはオレンジジュース。
ナルトはちょうど喉が渇いていたのでそれを受けとる。
そしてゴクッゴクッと一気に飲みほしていく。
カカシは目を丸くしてそれを見ているが、鼻の下が気持悪く伸びている。
ナルトはそれを見てカカシに聞く。
「何キモイ面してんの?もしかして薬とか混ぜてたワケ?」
ギクッ!!
ナルトに図星を突かれ、カカシは硬直して冷や汗を流す。
だがナルトは平常心を保ったままカカシにいう。
「図星か…面倒なことになったな。」
「・・・何で?」
「教えてほしいか?」
「うん!・・・っ!?」
カカシがそう言うと同時に、ナルトはカカシに唇付けた。
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