短編小説

□◇媚薬◇カカシ×スレナル
1ページ/4ページ


「ねぇナルト…今日サスケと仲良く何話してたの?」


「…別に何でもいいだろ?カカシに関係ない。」


妙に殺気を放っている銀の男に、金の少年は冷たく言い放つ。


「関係なくても俺は気になるもん…」


「はいはいわかったわかった。いま本読んでるから邪魔すんな。」


そう言ってナルトはカカシを睨みつける。


そしてすぐ読んでいる本に視線を戻した。


カカシはそんなナルトをジッと見る・・・そして何を思ったのか、いきなりナルトの部屋から出ていき、キッチンへと行ってしまった。


だがナルトは気にせず本を読み続ける。








そしてしばらくすると、カカシが何やら飲み物を持って部屋へと戻ってきた。


「ナールート!喉渇いたデショ?これあげる


そういって差し出されたのはオレンジジュース。


ナルトはちょうど喉が渇いていたのでそれを受けとる。


そしてゴクッゴクッと一気に飲みほしていく。


カカシは目を丸くしてそれを見ているが、鼻の下が気持悪く伸びている。


ナルトはそれを見てカカシに聞く。


「何キモイ面してんの?もしかして薬とか混ぜてたワケ?」


ギクッ!!


ナルトに図星を突かれ、カカシは硬直して冷や汗を流す。


だがナルトは平常心を保ったままカカシにいう。


「図星か…面倒なことになったな。」


「・・・何で?」


「教えてほしいか?」


「うん!・・・っ!?」


カカシがそう言うと同時に、ナルトはカカシに唇付けた。


.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ