学園小説

□◇火影学園◇第1話
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「あっ…はあぁっ!父ちゃッ…イっちゃうってばぁ!」


暗闇に包まれた個室の中。汗で濡れた美しい金の髪が激しく揺れる。


「っ……ナル君ッ…僕も限界…だからイっていいよっ!…」


「ひッ…あぁ!あ――ッ!」


そう叫びながら、仰向けになっている少年は己の腹に精を撒き散らす。


それと同時に、少年の膣(なか)には男の生暖かい白濁が放たれる。


「はぁ…はぁ…父ちゃんの…馬鹿!完璧に遅刻じゃん!」


今日は火影学園中等部に転入する日。ナルトは今までアカデミー学園にいたが、それは火影学園の理事長である父親が火影学園の全寮制を嫌っていたからである。(ナルトと離れるのが嫌で)


火影学園は初等部から全寮制で、アカデミー学園は中等部から全寮制だ。そして今年中等部になるナルトはアカデミー学園で寮生活を送らなければならない・・・が、父親がどうせ全寮制なら自分の学園に転入させた方がいいと考え、今日火影学園に転入する事になったと言うわけだ。


「ゴメンゴメン…でもナル君と離れ離れなんてパパ寂しいよ・・・もうパパ心配で心配で…」


「大丈夫だってばよ!父ちゃんは学園の理事長なんだからさ!」


「…でもナル君可愛いから彼氏とかつくってきちゃうんじゃないかって…」


「・・・父ちゃん・・・もしかして嫉妬してんの?」


「…そうだよ…だって僕のナル君だもん!」


「…父ちゃん…わかったから早く学校行くってば!」


「あ、そうだったね!じゃぁ早く車に荷物運ぼう!」


父…四代目がそう言うと、2人と執事達は車に荷物を運びだした。


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