高校生

□sugar
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卑猥な水音が部屋に響く
溢れる吐息を我慢することもせず
愛の言葉を紡ぐ代わりに喘ぎ声で彼に与えられる快楽に応える




「ぁっ…んっ、んぁぁ…」

「蘭っ…お前の中、キツくて……」

「んはぁ、んんっ……リョー…ガ、ぁあ」

「イイぜっ……最高だ…」




楽しそうに腰を動かし私に快楽を与えるリョーガ
しかし、余裕そうに見える彼も体は正直で私の中で脈打つ彼は果てたくて堪らないと伝える




「リョーガぁ、来てぇっ……中にっ、出して……いいよっ……」

「…っ、蘭っ」

「んぁぁぁっ、リョーガぁ…ふぁ、んっ」




私の腰を掴み激しく突くリョーガの動きに合わせて喘ぎ声が大きくなる




「はぁぁっ、んぁぁぁぁぁっ」




体が弓なりに反り返り頭が真っ白になる、しかしその余韻に浸る間も無く次の快楽が与えられ私は何度も果て、胎内でリョーガの放つ熱い欲情を受け止めた




「はぁ……はぁ……」

「ふぅ…蘭、可愛いぜ」

「リョーガ……」




行為が終わった後の気怠い体を動かしリョーガにキスをすると、それに応えるようにリョーガからも愛の溢れたキスをされる




「蘭、」

「…リョーガ」




整った顔と見つめ合う
こんなに素敵な人と肌を重ねられることを幸せを感じ、重い下半身の怠さすら愛しい




「結構 激しくしちまったな、大丈夫か?」

「うん、平気だよ」




子どもを寝かしつけるような手つきで私の頭を撫でるリョーガ
その仕草があまりに優しくて眠気に襲われる




「おやすみ蘭、いい夢みろよ」

「ん、おやすみ…」




穏やかな声にそう囁かれ重いまぶたを閉じるとあっという間に意識を手放してしまった




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