この小説は、推理医療小説となっています。
☆内容☆
近年多発する精神異常者による事故や事件。その加害者・被害者共に救う心療内科医・高臣 思苑(たかおみ しおん)。彼女とその仲間達、そして警視庁の刑事達との「心の病」を巡る新型サスペンス医療小説。
この物語はフィクションです。
個人、団体名、施設名、企業名は実在のものとは一切関係ありません。
また、病気の症状についても、個人差があります。
ミステリー度
★★★★☆
医療小説度
★★★☆☆
登場人物
高臣 思苑
心療内科医。西園大学メンタルケアセンター・精神犯罪対策部の勤務医。患者を救う為に奮闘する熱血女医。しかし、謎の夢に悩まされている一面も。
神田 愛桜(かんだ まお)
失語症の少女。児童養護施設で暮らしていたが、半年前に里親が見つかり、現在はそこで暮らしている。しかし、定期アフターケアに来た施設の職員が異変を感じ、急遽受診する事に。
根室 涼(ねむろ りょう)
心療内科医。思苑の同僚で、元・救命医。ある事件がきっかけでメスを捨て、心療内科医になった。
結城慶介(ゆうき けいすけ)
警視庁捜査1課の警部で、思苑の元・恋人。別れた後も、連絡を取り合っていたが、ある事件を期に思苑との関わりを断ち切る。しかし、偶然にも再会を果たす。
大庭 守(おおば まもる)
警視庁捜査1課の刑事で、結城の部下。正義感が強く、突拍子も無い行動も多いため、結城も世話を焼いている。愛桜から好かれている数少ない人物。
山崎 夏子(やまざき なつこ)
思苑の上司であり、恩師。【精神犯罪対策部】の部長兼副院長。高臣雅春をあまり良くは思っていない。
高臣雅春(たかおみ まさはる)
西園大学メンタルケアセンター院長兼西園大学医学部特別教授。思苑の父親。