小説1
□思い
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やっとこの日が来た。
最愛の息子達に会える1か月に1回の唯一の楽しみ
ピンポーン
・・・
あれ、おかしいな
いつもだったら次男のまさとが飛びついてくるのに、
ピンポーン
ガチャ
「・・・」
「豊?珍しいな豊が出てくるなんて、まさとはどうした?」
「いないよ、お母さんもまさとも」
なにか長男の様子がおかしい
こんなにやせていただろうか
「どこに行ったんだ?」
「・・・」
「とりあえず家に入ろうか」
そう言って豊と家へと入った
長男の言葉通り家には誰もいない
「お母さん達いつ頃帰ってくるか聞いてるか?」
「、、たぶん帰ってこないよ」
「え、どうしてそう言えるんだ?」
「まさとも、お母さんも、2週間くらい帰って、きてない」