プロジェクトクロスゾーンSP
□プロローグ4 美しく舞う女格闘家達
2ページ/3ページ
「春麗ったら、先に行っちゃうなんて」
「そんなことを言ってる場合じゃないわよ舞」
「う、うわあっ!?な、なに!?ちょっと!?あの過激な格好をした人は!?ドン引きするくらいハレンチなんだけど!」
「あれって、不知火舞さん!?」
「相変わらずハレンチな格好をした人ですわね」
「え!?さくらとかりんは知ってるの?知り合い?」
「あら?さくらにかりんね。なんだか久しぶりね。それに、初めて会う娘もいるわね。誰かしら?」
「あん?なんだあの変態が好みそうな格好した女はよ!」
「それはアンタもよ。人のこと言えないでしょ。それに、私1人じゃないわよ」
舞の格好に敵も味方も驚く。男なら前屈みになることは間違いないのだから。そこにさらに春麗の隣に人が着地する。
「春麗、辺りにいた敵は全て、私と不知火で蹴散らしたぞ」
「さすがね」
「こ、今度はハイレグスーツを来た人が来た!ま、また誰なの!?」
「今度はキャミィさんだ!キャミィさん!久しぶりですね」
「キャミィだと!?チッ!めんどくせえ女が来やがったか。それに、チッ!道理で役立たずどもがこないわけだぜ。マジで役立たずだな!」
どうやら、舞とキャミィが後から来たのは、近くで隠れていた敵を倒していたからであった。
「ジュリ、久しぶりだな。キサマを今度こそ捕らえる」
「やってみな!」
「では、見目麗しい美女と美少女のコラボレーションといこうじゃないか!」
「美、美少女って、私はそんな…」
「さくらも美少女だよ。美少女三人、美女三人、チームを組んで頑張ろ!」
「…どうでもいいけど、始めますわよ!」
プロローグ4
美しく舞う女格闘家達
「まずは、邪魔なガラクタロボット達から片付けましょ!忍蜂!華蝶扇!」
「ハアッ!スパイラルアロー!」
「百列脚!!スピニングバードキック!!」
「波動拳!てやっ!」
「無尽脚!天狐!」
美女三人と美少女三人はジュリの周りにいるロボット達を破壊していく。残りはジュリのみとなった。
「チッ!ふざけんな!」
「ジュリ、あとはアナタだけよ!」
「クソッ!ホントはテメエらをぶちのめしたかったが、データは収集したんだ。もう退かせてもらうぜ」
「待ちなさい!ジュリ!」
「待つかよバーカッ!次に会う時があったらテメエら纏めて蹴り殺してやるよ!」
ジュリは戦うことなく撤退することになった。春麗達は不完全燃焼である。