NARUTO短編集

□タイムスリップした下忍達+先生達
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ナルト達は木の葉の里を見て唖然としてしまう。それは自分達が知る木の葉の里とは全く異なる姿だった。なにやら高い建物が幾つもあり、電気製品が幾つもある。まるで別世界そのものだ。

「ど、どうなってるんだ?ここが、本当に木の葉の里なのか?」

「納得できないし、幻覚かと思われるかも知れませんがここは間違いなく木の葉の里です。ただし、二十年以上の未来とつきますが」

『『『『は?』』』』

「ちょ、ちょっと待ってください木の葉丸先生!えと、つまりこの人達は…」

「うん。つまりこの人達は過去から時間転移してきたんだ」

誰もが絶叫してしまう。先生は絶叫はしてないが絶句はしている。なぜこうなったのか。恐らくはナルトの口寄せが原因だろう。

「おいちょっと待て。ここは未来なんだよな?」

「そう、なりますね」

「そうか。その子達がお前の名前をそう言うんだ。つまり、お前は…木の葉丸なんだな」

「…そうっすよコレ!アスマ叔父さん」

「マジか!お前本当に木の葉丸なのかってばよ!」

「あれから大人になったからな」

やはり木の葉丸だとわかり、アスマは感慨深そうに。ナルトは驚いた顔に。

「さて、ここで話てる場合じゃない。早く火影室に行きましょう」

「そうだね。詳しく聞きたいけど、より詳しくするにはそっちの方がいいね」

「では、参りましょう」

木の葉丸を先頭に火影室まで向かう。その道中をナルト達はまさに田舎者よろしく未来の木の葉の里をキョロキョロと見ていた。

「いや〜、本当に未来の木の葉の里なんだね。随分と進んでるようだね。文明なんかね。まるで他里の力も借りてるようなね」

「まあ、そうですね。色々ありまして、今は他の里とも協力してるんです」

「なにがあった?って聞くのは野暮だね」

「すみません」

ボルトとサラダはナルト達をチラチラ見ている。ボルトはナルトと白い目をした少女を。サラダは黒髪の目がつり上がった少年と桃色の髪の少女を。

「なあサラダ、やっぱり…」

「そうだとしても、迂闊に言えないわよ」

「だよなぁ」

そうこうしてる内に火影室に到着した。木の葉丸がノックをする。

「七代目、木の葉丸です。任務終了と同時に報告が」

「あぁ。入れ」

その声に過去から来た者達はおやっ?となる。扉を開けるとそこにいたのは、七代目火影、うずまきナルトと、その補佐、奈良シカマルである。
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