最強の海軍は最低の男

□第六話 捕らえた二人
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バローネはビビと次の日の朝まで愛し合った。正確に言えば、夜中にビビはイきすぎて失神していたがバローネは止めずに抱いていた。バローネはビビをベッドに眠らせて食事を取ってからある部屋へと足を運ぶ。そこは尋問部屋。この部屋にはある二人が縛られている。

「やあおはよう。ご機嫌はどうかな?って聞くのは野暮だな」

「そうね。最悪よ」

「そりゃよかった。だが安心しな。すぐに最高に変えてやるからよ」

「くっ!」

バローネが入ると、ロビンとミス・ダブルフィンガーが縄で縛られて床に座っている。ロビンは達観しているが、内心では上手く脱出して逃げようと考えている。ミス・ダブルフィンガーは縄をほどこうとしていてもがいていたが、バローネが入ってきてすぐにバローネを睨み付ける。

「一つ聞いていいかしら?」

「きはは、いいぜ。わかってるから。なんで悪魔の実の能力が使えないのかだろ?」

「ッ!えぇ、そうよ」

「その縄は普通の縄さ。しかしその腕輪」

「そういえばこの腕輪、いつの間に着けたのかしら?」

「これがどうかしたのよ!」

「そいつには海牢石でできていてな。力が抜けないように能力だけを封じるようになってるのさ」

「なるほどね」

「ばかな!?そんなの!どうやって!?」

ミス・ダブルフィンガーはそんな高度な技術で作られたのが信用できない。対してロビンは海軍の技術力の高さに舌を巻くが、納得している。ミス・ダブルフィンガーはなお一層もがくが、ロビンはより冷静で対極である。

「落ち着きなさいミス・ダブルフィンガー。能力が使えない以上脱け出せないわ」

「落ち着けるものか!相手は海軍なのよ!」

「まあまあ、喧嘩するなよ。そんなに外してほしいならはずしてやるぜ?」

「なに?」

「どういうつもりかしら?」

「さあ?どういうつもりかな?」

バローネはまず、ミス・ダブルフィンガーの縄と腕輪を外す。外されるとミス・ダブルフィンガーは自身の悪魔の実の能力を使ってバローネを殺そうとする。

「なっ!?」

「へぇ…爪が伸びたな。何の実の能力かな?」

「くっ!これならどうよ!」

「お?髪の毛がトゲになった。なるほど、さしずめトゲトゲの実かな?」

「な、なぜ刺さらない!?私の棘はコンクリートすら貫くのに!」

ミス・ダブルフィンガーの悪魔の実はトゲトゲの実、つまり棘人間である。しかしバローネは武装色の覇気で貫かれないようにしているし、受け止めもしている。バローネにとってミス・ダブルフィンガーの攻撃は遅くて見聞色を使わなくても防げて避けれてしまう。

「ま、こんなもんだな!」

「ぐぶっ!」

「悪く思うなよ。攻撃してきたんだから、反撃はさせてもらうぜ」

「あ…か…あぎっ!」

バローネはミス・ダブルフィンガーに腹パンして髪を掴んで無理矢理立たせる。ミス・ダブルフィンガーは腹を抑えながら髪を掴んでる手を振りほどき離そうと抵抗する。

「無駄に抵抗するなよ。ま、したらしたで楽しめるがな!」

「ッッッ!?!?きゃああ!!」

「きはは!なかなかかわいい悲鳴をあげるじゃねえか。それにいいオッパイの形をしてるな」

「くっ!こ、この糞!」

「口悪いな。きはは!」

バローネはミス・ダブルフィンガーの衣服を破き、裸体を晒される。ミス・ダブルフィンガーは乳房を隠そうとする。ロビンはそんなミス・ダブルフィンガーを見ないようにしている。

「おいおい隠すなよ。おら、もっとじっくり見せろよ」

「いやっ!くぅっ!こ、このゲスが!変態海兵!」

「きはは!誉め言葉ありがとう。お礼として揉ませてもらうぜ!」

「や、やめろ!んっ!」

バローネは片手でミス・ダブルフィンガーを抑えながらもう片手で乳房を揉む。ミス・ダブルフィンガーは激しい抵抗をするが、バローネとの圧倒的力の差でされるがままである。

「んくっ!んんっ!こ、この!」

「へぇ…柔らかくていい揉み応えのあるオッパイだな。オッパイまで棘になったらたまらねえぜ」

「くうっ!」

「きはは!そら」

「ぎいっ!」

「きはは…!どうだ?俺の手は。気持ちいいだろ?オッパイ揉まれるだけで感じてくれる女もいるからな。お前はどうだ?」

「くひぃっ!き、気持ちよくない!感じてなんか、いない!」

ミス・ダブルフィンガーは否定して抵抗の意思を告げる。バローネはそんなミス・ダブルフィンガーの内心を見切っていた。実は感じているが、何とか必死に抵抗して否定しているだけである。バローネは内心高笑いしながらさらに攻めたて揉む。
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