プロジェクトクロスゾーンSP
□プロローグ4 美しく舞う女格闘家達
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地球の秋葉原…そこに三人の女子が歩いていた。秋葉原も指定都市として任命されている。そこに入っているということは何かの理由があるからだ。
「リュウさん。ここにはいないのかな」
「仁もいない。何処にいったんだろう?」
「何処にいったんだろう…ではありませんわよ!ここは秋葉原、指定都市でありますわよ!さすがに此処にいるわけありませんわよ!」
三人、春日野さくら、凌暁雨(リン・シャオユウ、神月かりんは、特にさくらとシャオユウはある人物達を探していた。それにかりんが引っ張られてるだけである。
「もぅ〜、何処に行ったのよ仁は!またカズヤと平八おじちゃんを探してるんじゃないのかな」
「リュウさん、何処にいるのかな?久しぶりに拳を交えたかったのに」
「貴女達は全く…リュウさんはともかく、仁、風間仁にはぜひともお会いしなければなりません。最近、三島財閥やG社からちょっかいをうけてありますわ!その落とし前をつけなければなりません」
「だ、ダメだよかりん!仁は、私からよ〜く聞かせるから」
ちなみに最初はさくらとかりんの二人旅であったが、その道中にシャオユウと出会い、行動を共にしたのであった。と、そこに何者達がさくら達三人の前に現れた。
「チッ!ここを調べろだと!?あのクソアゴジジイ」
「わ!だ、誰!?」
「あん?なんだ?小娘ども!あ?てめえは…」
「あ〜!貴女、ハン・ジュリ!」
「ハン・ジュリ?あのSINのハン・ジュリですの?」
「へぇ…こいつはツイテル。お前は確か、風間仁にくっついてた小娘だったな。そっちの金髪ドリルは神月財閥の令嬢だな」
「ド!?いってくれますわね。相当痛い目をみたいようですわね」
「ね、ねえシャオユウ。こいつ、悪い奴なの?」
「うん。相当痛い目を悪い奴だよ」
「私の髪形をドリルなどと言ったので悪党間違いなしですわ」
「ちょうどいい。ちょうどイライラしてたんだ。ストレス解消の相手になってもらうぜ!」
ジュリがそういうとロボット兵士達が前に出る。そのロボット兵士に、かりんは見覚えがあった。
「爆田のロボットに三島財閥のジャック!どういうことですの?説明しなさい!」
「うるせえ!やっちまえ!」
ジュリの号令で敵が突撃してきた。三人はわからないままでも、構えを取り戦い始める。
「春風脚!波動拳!」
「えいやあっ!たあっ!」
「受けなさい!はあっ!」
三人の得意の格闘技で敵にダメージを与えていく。しかし、敵は硬いのかなかなか倒れない。
「おいおいどうしたよ?そんな柔な技じゃあ、コイツらを壊せやしないさ」
「くっ!」
「こ、このままだと…やられる!どうする!?」
「チッ!つまらねえ。あたしが手を下す必要はねえな。そのガラクタどもの手にかかって死にな!」
「そこまでよジュリ!今度は何を企んでるのかしら?」
そこに一人の女性が現れた。その正体はIPO(インターポール)の刑事、春麗(チュンリー)。
「チッ!うぜえおばさんかよ!」
「おねえさんよ。本当に逮捕だけではすまないわよ!」
「春麗さん!」
「お久しぶりね。特にさくらとかりんは」
「春麗さん!本当に久しぶり!」
「お久しぶりですわね!あの戦い以来ですわね」
「ハッ!たった一人増えたくらいで、どうにかなるとでも思ってんのか!?」
「一人じゃないわよ」
と、そこに一人の女性が現れた。その格好にシャオユウは驚き困惑する。春麗とさくらとかりんはその人物が誰なのか知ってるので驚きはしない。