プロジェクトクロスゾーンSP
□プロローグ2 マリオファミリー
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幻想界
幻想界、主にファンタジーを主軸とした世界である。その幻想界にて最近になって進入して世間からは知られてないが、とても広く知られるようになった。その世界とはキノコワールド。とある所から引っ越してきたような世界。幻想界では新人ながらとっても広く、広大である。
そこの中心都市キノコ王国、その中心地のピーチ城、今そこはある悪の親玉に襲撃されていた。
「ガーッハハハ!ピーチ姫!そろそろワガハイの后になり、このキノコ王国を征服してやる!そしてマリオ!今日こそキサマを倒してやる!」
「マリオ〜!」
「クッパ!また性懲りもなく、諦めもせずピーチ姫を!また退治してやる!」
「喧しい!」
「マ、マリオ〜。クリボーやノコノコがいるよ〜!」
「怯えるなルイージ。このくらいの数、大したことないぞ」
玉座の間にて亀の大王、クッパ大魔王がキノコ王国のプリンセス、ピーチ姫に求婚して征服しようとしていた。しかし、それを食い止めるはこのキノコワールドのみならず世界でトップクラスの有名人、マリオ。
マリオは元は配管工だったのだが、あらゆるスポーツや大冒険のおかげで超有名人となり世界からはスーパースター、ミスターマリオと呼ばれている。
その隣の弟のルイージはクッパの部下、栗みないな生き物クリボーと亀のノコノコを見てビビっている。このマリオとルイージは兄弟でマリオブラザーズと呼ばれている。マリオは勇敢でルイージは臆病でビビり。
「ガハハハ!マリオ!今日はキサマの命日だ!」
「それは何度目だよ。またぶっ飛ばすぞ」
「フンッ!ワガハイとしてはこのようなやり方は好かんが、キサマを倒すためだ!」
「こいクッパ!ルイージはクリボーとノコノコを倒すんだ!」
「わ、わかったよ〜…!」
マリオはクッパと対峙する。ルイージはクリボーとノコノコと戦おうとする。ピーチ姫はマリオ達と距離を取って見守る。しかし、そこにピーチ姫の頭上に何かが降ってきた。
「マリオ!ピーチの頭上をよく見ろ!」
「なに?ピ、ピーチ!」
「マリオ〜!」
「間に合え〜!ぐわぁっ!マンマミーア!」
「「マ〜リオ〜!」」
ピーチ姫の頭上に降ってきた物とはバクダンの生き物、ボム兵。マリオはピーチ姫を突き飛ばしてピーチ姫を離れさせる。マリオはボム兵の爆発をモロに受けてしまいダウンしてしまう。ルイージとピーチ姫はマリオに近寄る。
「ガハハハハッ!大成功だ!」
「ひ、卑怯よクッパ!アナタがそんな卑怯なことをするだなんて!見損なったわ!」
「うっ!ピーチ姫にそう言われると傷付くな。ええい!とにかくピーチ姫!さあワガハイの腕の中にくるがいい!」
「きゃ〜!マリオ〜!」
「あわわわわ…!」
「ガーハハハハッ!マリオは倒した!これでピーチ姫はワガハイのものだ!」
ピーチ姫は気丈に叫ぶが、クッパに捕まってしまう。このままではクッパがキノコ王国を、キノコワールドを支配してしまう。
『そうはさせない!』
「なっ!?だ、誰だ!?」
「バナ〜ナパワー!!」
「「ぎゃ〜!」」
「き、キサマらは!」
「て〜い!」
「あいて〜!」
「大丈夫?ピーチ」
「デ、デイジー!?それに…」
「ウホッウホッ!ドンキーコング参上!」
「その相棒ディディーも参上ってね!」
そこに何者かが扉から飛び出してクリボーとノコノコをブッ飛ばす。さらにクッパの腕をテニスラケットで叩いてピーチ姫を助ける。助けたのは隣の国のお姫様、デイジー姫。さらにネクタイをしたゴリラ、ドンキーコング。その相棒のサル、ディディーコング。この一人と二匹がクッパとマリオの間に入ってきた。
「ウホッ!マリオ大丈夫か?」
「いや大丈夫じゃないよドンキー。マリオがやられてるよ」
「ど、どうしよう!?どうしよう〜!」
「落ち着きなさいルイージ!」
「デ、デイジー…」
「ピーチ、私達でマリオを起こすわよ」
「デイジー、ええ!やりましょう!」
「おのれ!させん!者共!出会え出会え!」
デイジーはピーチを促してマリオを助けようとする。それを阻止せんと、クッパは部下を複数呼び出して足を止めさせようとする。
「ここはオイラ達に任せてよ!」
「ウホホッ!ルイージはマリオを守るんだぞ!」
「わ、わかったよ…!」
「やれお前達!」