念ノート

□4話目 支配者としての権限
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不老不死となっての逆行して章は喚起していた。章は不老不死になったことで野望は大きくなっていった。

(もうそろそろ俺だけの国が、世界がほしいな。でも国だとめんどいしな。世界だとそれもめんどいしうざそうだ。うん、島だな。島くらいがちょうどいいな。よし、島を作ろう。この俺のための、俺のためにある島を。そして俺好みの女を俺はように逆行できて不老不死にして。決まりだ。そうと決まれば早速作らせよう。今だと無理だから、あと数百年くらい経ってからだな)

章の計画が実行されたのは実に数百年後である。章は島を造れる人材を用意して洗脳して金も大量に積み込ませて造らせる。しかし、いくら金を積み込もうと完成するのにはかなり時を要する。そう簡単に完成することはない。
なので章は島の完成までに章好みの女達を不老不死にして逆行できるようにし、さらに妊娠もさせないようにした。これにより章は子を造らせることが出来なくできるようになった。
島の建設から百年、ようやく土台となる島、人工島が出来上がる。だが、それで満足しない常に進歩するのでそれな合わせた作り方へと変えていく。続いてどのような島にするのか。章はすでに考えていて、CGを使って完成図を見せて造らせるようにする。
その完成図は、章の本来生きた時の町並みを再現させており、見た目とは裏腹に最新技術もおり混ざっている。まさに章が好む島の集大成である。奴隷達はそれを完成させるように造る。奴隷どころか家畜扱いなので人間としての扱いはされない。
それから地球崩壊まで、できるだけ造らせる。章はこの島も家畜どもも逆行できるようにとノートに書いておいた。そうすることで逆行しても島も章とともに逆行するし、家畜達も完成できるまで逆行できるようになる。
そして、地球崩壊して死に逆行する。
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