アーネンエルベin金女主

□アーネンエルベにいらっしゃ〜い
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地球から約数千万光年もの遥か彼方のとある文明が進んだ惑星。地球よりも遥かに文明があるが自然と危険もあるこの惑星に一組の男女が一緒に歩いていた。1人は高校生くらいの少女、岸波白野。もう1人は見た目は青年の英雄王、ギルガメッシュ。この2人は月のムーンセルでの聖杯戦争に勝ち残ったマスターとサーヴァントだ。今はとある事情でこの未知の惑星にて生きて生活をしていた。今日も生き延びた白野はギルガメッシュに多少の文句を言いながら暖まった財布と格闘しながらどこで食べようか考えていた。この2人の光景を見ると邪な考えをもつ者なら援交ではないかと思うが、なぜかお似合いだと見る皆が思う。

「あれ?ねえギル、あれ…」

「む…」

白野はあるものに気づいて指を指す。ギルガメッシュも気づき表情には出さないが内心はちょっと驚いていた。そこにはこの惑星には似合わない店があった。少しレトロ溢れる喫茶店。店の名は…

「…アーネンエルベ?」

「ほう…」

「ギル…これって地球のだよね?なんで…」

「ふ…どうやらどこかの時空が繋がり現れたのであろう。我でもこれにはなかなか驚いたぞ。だが…ククッ…面白いではないか」

「どうするギル?って、聞かなくてもいいや」

「わかってるではないか。決まっている。入るぞ白野。なにやら面白いことが起こるぞ!ふはは…!」

白野はギルガメッシュの性格をわかっているのか苦笑いをする。ギルガメッシュは白野の態度は満足したのか薄く笑みを浮かべる。

「はぁ…わかったよ。入ろうギル。王様」

「うむ…」

白野とギルガメッシュは喫茶店、アーネンエルベに入店する。
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